特急いさぶろう・しんぺい号◆データファイル(2023-8) | 列車データ館
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特急いさぶろう・しんぺい号◆データファイル(2023-8)

キハ47系いさぶろう・しんぺい
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いさぶろう・しんぺい号の簡単な解説

真幸駅での「しんぺい2号」

◆いさぶろう号・しんぺい号。愛称は2つに分かれているが、下り「いさぶろう」と上り「しんぺい」ということで、対になっている列車たちだ。

2004年3月に登場して以来、普通列車として13年間活躍してきたが、2017年3月に熊本発着の1往復がなんと特急に格上げされることになった。熊本~吉松の運転だが、人吉~吉松間は普通列車扱い。同時に登場する特急かわせみやませみ号とともに肥薩線の顔として特急設定される。一方で、人吉~吉松間だけを往復する1往復については普通列車のままで、特急と普通が同じ愛称で共存する現役のJR列車唯一の例となる。キハ47系いさぶろう・しんぺい

肥薩線で最も険しい区間ともいえる人吉~吉松を走り、大畑ループ線などの見どころ満載な車窓を楽しめる。2016年3月26日ダイヤ改正からは1往復が熊本駅まで延長され、時を同じくして廃止された特急くまがわ号や区間短縮された九州横断特急に代わって名実ともに肥薩線のエースに。

「いさぶろう・しんぺい」という名前は人吉駅~吉松駅間が建設された当時の逓信大臣だった「山県伊三郎」と、肥薩線の難工事を成し遂げた当時の鉄道院総裁「後藤新平」から採られたものだ。

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特急はやとの風号と人吉駅で接続がよく図られており長い待ち時間なく乗り換えができるので、組み合わせでゆったり楽しむ鉄道観光を味わってみたいものだ。この難所区間には急行えびの号・特急おおよど号などが走っていた時代があったが、現在はこの列車が唯一のネームド・トレインである。

◆いさぶろう・しんぺい号のデータファイル

【登場時:2004年3月13日】
・ ●運転区間:人吉~吉松  運転本数:合計1往復  使用車両:キハ40系

キハ140形いさぶろう・しんぺい【2016年3月26日改正】1往復を運転区間延長。熊本・人吉~吉松となる。

【2016年4月14日災害】熊本地震の影響により、運休。

【 同年4月29日】運転再開。

【2017年3月4日改正】熊本発着の1往復が特急となる。

【2020年7月4日~】令和2年7月豪雨の影響で肥薩線八代~吉松間が不通となり、当面の間運休に。
【  8月8日~】肥薩線応援企画。「かわせみやませみ」と併結して門司港~博多間で、1往復運転開始。

【2021年11月26日発表】使用車両のうち1両+はやとの風2両が「ふたつ星4047」に改造されることになったと報道。

◆お役立ちサイトご紹介

・ 【座席探訪】・・・列車内の様子を解説してくれているわかりやすい写真集。車両のタイプごとに詳細な解説と画像が含まれているサイト。おすすめです。 ●キハ140系「いさぶろう」「しんぺい」

・ 【車内販売でございます。】・・・列車旅をしながらその車内販売の様子を書いていらっしゃる特徴あるブログ。●いさぶろう&しんぺい

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