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観光特急かわせみやませみ号◆データファイル

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特急かわせみやませみ・ブルー

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特急かわせみ やませみの簡単な解説

◆ 熊本~人吉を結ぶ観光特急、11番目のD&S列車として2017年3月4日ダイヤ改正でデビューした特急かわせみ やませみ号。当初は3往復運転。沿線の球磨川(くまがわ)流域に生息する美しい鳥、「かわせみ」と「やませみ」に由来する列車名でいかにも美しい自然を満喫できそうなイメージだ。

2020年3月のダイヤ改正からは定期運転ではなく運転日を限定。また、2020年7月に発生した九州豪雨の影響で本来の路線で営業ができなくなったため、博多~門司港で肥薩線沿線の応援企画として『いさぶろう・しんぺい(2 両)』車両を加えた4両編成の臨時列車を運転し、車内で人吉や球磨地区の商品や沿線の特産物などを販売する。

2022年9月23日改正からは活躍の場を豊肥本線に移し、熊本~宮地(1往復・週末休日中心)となる。

(画像提供:Koganeturbo様)

特急かわせみ やませみのデータファイル

【登場時:2017年3月4日】 運転区間:熊本~人吉

【2020年7月3日】豪雨により肥薩線に被害が出たためしばらく運休に。

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・キハ47-8087(1号車かわせみ)

・キハ47 9051(2号車やませみ)

● エクステリア

特急かわせみやませみ・ブルー11番目のD&S列車として、おなじみの水戸岡鋭治氏のドーンデザインの設計で作られた「特急かわせみ やませみ」。

キハ47形気動車を改造した2両編成で、ブルーを基調とした1号車が「かわせみ」、グリーンを基調とした2号車が「やませみ」となる。球磨川の水面のヒスイ色や沿線の自然をイメージしたデザインとなっている。種車となったキハ47形のベーシックな顔立ちは色濃く残しつつ、テールランプの内側にサブライトを設置するJR九州お得意の手法や、表示幕窓の上にも装飾を追加しているところが特徴。

● インテリア

特急かわせみ やませみ号のインテリアデザインは「球磨地方の森」をイメージしている。カウンターなど内装材の一部にヒノキを使用し、床材などに杉を使用しているが、それらはいずれも球磨地域林業振興・木材需要促進対策協議会から提供される地元産の木材である。加えて、客室内の暖簾(のれん)にもやはり地元産・八代産い草を使用する。ちなみに、八代は「い草」の日本一の生産地である。

座席はリクライニングシート、ボックスシート、窓を向いたカウンター席、球磨川を眺めることができる展望スペースも設置。軽食を提供するビュッフェがあり、サービスカウンターでは地元特産品の販売が行われる。

● その他

余談ではあるが、同じダイヤ改正で1号・4号のみ特急化される「いさぶろう・しんぺい」も同じ区間を走るが、D&S列車は車両そのものが列車愛称であるゆえ、別の愛称となる。また、いさぶろう1号・しんぺい4号とも、普通列車として吉松直通の設定となっている。

特急かわせみ やませみ登場時の設定(運休中)

●1号 熊本7:12発⇒人吉8:44着
○2号 人吉9:30発⇒熊本10:59着
●3号 熊本11:23発⇒人吉13:01着 ⇒いさぶろう3号に接続
○4号 人吉13:20発⇒熊本15:01着
↑(人吉でしんぺい2号から接続)
●5号 熊本15:24発⇒人吉16:58着
○6号 人吉17:25発⇒熊本18:55着

※時刻は変更になることがありますので、ご利用の際は時刻表などでお確かめください。

 

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