特急リゾート立山号の簡単な解説
◆ 1990年代のリゾート列車として、特急雷鳥号に連結される形で始まった昼行の特急リゾート立山号。キハ65系エーデル編成で運転された。併結相手の特急雷鳥号の停車駅すべてで客扱いをするわけではなく、一部の駅はドアを開けずに停車した。なお、同じく富山地方鉄道との直通列車として特急リゾート宇奈月号も1991年7~8月に運転されていた。
1993年からは電車化され、特急ではなく急行リゾート立山号として夜行で運転を始めた。名前こそ同じだがあまり関連性のない列車である。485系または681系の全車指定席の3両編成で米原経由で運転された。面白いのは、富山~立山間だけ特急として運転されたこと。富山地鉄の料金体系に合わせたものと思われる。
そして、冬の時期になると急行シュプール立山号として運転された。
※画像提供:KOGANETURBO様
特急リゾート立山号のデータファイル
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【特急リゾート立山登場時:1990年7月21日】運転区間:大阪~立山
・ 使用車両:キハ65系エーデル中間車(2両)※特急雷鳥に連結
【1991年8月31日】エーデル車最終日。
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【1992年7月17日】夜行の急行リゾート立山号が485系3両編成を使用して運転開始。
【1994年1月7日】急行シュプール立山号運転。485系3両編成。
【1994年10月29日着】485系での急行リゾート立山号(一旦)最終。
【1995年4月28日~95年10月28日着】リゾート立山号を681系で運転。
【1996年4月26日~96年11月26日着】リゾート立山(サンダーバード)号を681系で運転。
【1997年1月10日~3月15日着】シュプール立山号に681系を使用(3両)
【1997年4月25日~11月3日着】リゾート立山号を485系で運転。これにて終了。
【1998年1月9日~3月14日着】シュプール立山号を485系で運転。これにて終了。