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特急かんぱち・いちろく号の簡単な解説
◆ 博多~別府間を約5時間かけて運行するD&S列車、特急かんぱち・いちろく号。JR九州の示すコンセプトは「ゆふ高原線の風土をあじわう列車。 ”風土”すなわち、その土地の気候や地勢、そこから生み出される土地の食や風習、風景を五感で楽しむ列車」。特急という種別だが、それは名ばかりで驚くほどの鈍足列車、そして通常のきっぷ購入ではなく旅行商品としての購入となる観光列車である。そのため、乗降可能な駅もかなり絞られたものとなっている。
・特急かんぱち号(月・水・土運転)・・・博多⇒由布院・大分・別府
・特急いちろく号(火・金・日運転)・・・別府・大分・由布院⇒久留米・博多
長らくJR九州のD&S列車のデザインを牽引してこられた水戸岡鋭司のドーンデザインではなく、鹿児島県に本社を置くIFOOがデザイン担当した第一号。
列車愛称は久大本線沿線の歴史的人物に由来する。「かんぱち」は久大本線の全線開通に尽力した麻生観八から、「いちろく」は由布院への鉄道誘致に尽力した衞藤一六が由来である。
かんぱち・いちろく特設サイト(JR九州)

特急かんぱち・いちろく号の姿
かなり深いトーンのボディーにところどころゴールドでアクセントをつけている。貫通扉の部分にロゴマークがデザインされているのが、この列車の個性となる。
※画像提供:KOGANETURBO様
特急かんぱち・いちろく号のデータ
運行日を曜日で分けているため、運行開始日には差がある。特急いちろく号が2024年4月26日デビュー。特急かんぱち号の方は一日遅れて2024年4月27日デビュー。