特急いなば号・スーパーいなば号(智頭急行)◆データファイル(2023-7) | 列車データ館
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特急いなば号・スーパーいなば号(智頭急行)◆データファイル(2023-7)

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特急いなば号・スーパーいなば号の簡単な解説

◆ 岡山~鳥取を智頭急行線・因美線経由で結ぶ特急いなば号として登場し、現在はすべてスーパーいなば号として運転されている。同時に廃止された急行砂丘号の利用者の受け皿となった(奪ったとみる見方もあるが)。

キハ181系特急いなば

キハ181系特急いなば
(岡山~鳥取)

※画像提供:Amanogawa_exp

ある時期には智頭急行線との分岐駅・上郡駅にてサンライズ瀬戸サンライズ出雲との接続を図り、5往復から1往復増加、首都圏から鳥取県東部への乗客の利便性を向上させていたが、岡山駅での接続で十分だったようで追加された列車本数はそのままに、6往復で維持の状態となっている。

智頭急行の設備にあわせてATS-Pを搭載したキハ187系500番代のみ通常2両の運用。キハ181系時代には1時間58分かかっていたいた所要時間が新型車両の投入により1時間37分と、18%近いカットに成功した。振り子式の効果もあって高速化を達成した。キハ187系スーパーいなば号-kgn

【補足情報】特急いなば号という愛称は現在の設定前にも何度か登場していた。一例は寝台特急出雲号が1往復だった頃に補完列車として存在した、東京~米子間の14系寝台特急いなば号。寝台特急紀伊号との分割併合から明らかなように出雲2・3号の前身。出雲に愛称を統合した際に、出雲市まで延長された。また、もうひとつの例は1996年から1997年にかけて鳥取~米子間の短距離特急として設定されていた時期。しかし、智頭急行線経由の列車愛称をいなば号とするために既存の特急いなば号を特急くにびき号に統合した。

※ 画像提供:koganeturbo

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◆特急いなば号・スーパーいなば号のデータファイル

【登場時:1997年11月29日】
・ ●運転区間:岡山~鳥取  運転本数:3往復  使用車両:キハ181系
特急いなば号キハ181系【2003年10月1日改正】キハ187系投入。⇒列車名「スーパーいなば」に変更。2往復増発⇒5往復。
【2006年3月18日改正】寝台特急出雲廃止に伴い、派生列車・サンライズリレー号(正式名はスーパーいなば91・92号)が名目上臨時列車として1往復増発。
【2007年3月18日改正】全車禁煙化。
【2010年3月13日改正】サンライズリレー号を定期列車化(正式名はスーパーいなば1・12号)。⇒正式に6往復に。
・          サンライズ瀬戸・サンライズ出雲との接続を上郡駅から岡山駅に変更。
【2023年3月18日改正現在】
●運転区間:岡山~鳥取  運転本数:6往復  使用車両:キハ187系

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