特急北近畿◆データファイル(2024-02) | 列車データ館
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特急北近畿◆データファイル(2024-02)

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特急北近畿号の簡単な解説

◆ 新大阪~福知山・豊岡・城崎温泉を結ぶ特急として1986年以来長らく活躍してきた特急北近畿号。だが、2011年3月のダイヤ改正以降は特急こうのとり号に愛称変更されて姿を消した。

北近畿ビッグXネットワークを構成する列車のひとつで、その中でも電車特急として登場したのが最も早かった。登場当初は新幹線接続をほとんど考慮されておらず、7割が大阪駅発着、3割だけが新大阪発着だった。

一枚扉貫通型の特急北近畿

一枚扉貫通型の特急北近畿

それまで運転していた特急まつかぜ号(米子駅発着)を大幅短縮、急行丹波、急行だいせん(昼行)を統合した形で登場した列車だ。当初ヘッドマークにはこうのとりがデザインされていたが、のちに北近畿ビッグXネットワーク統一コンセプトのヘッドマークになり、個性が失われてしまった。それもあってか、列車名そのものの変更要望が上がり特急こうのとりへと変更になった。

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◆特急北近畿号のデータファイル

【登場時:1986年11月1日】
・・・運転区間:新大阪・大阪~福知山・城崎 運転本数:10往復(うち2往復不定期)
【1988年7月16日改正】特急北近畿に特急エーデル丹後(大阪~天橋立・キハ65形)を連結。1往復運転開始。特急北近畿・大阪駅
【1989年3月11日改正】特急エーデル鳥取を新規設定(大阪~倉吉・1往復)。それにより特急北近畿を1往復減⇒9往復に。
【1990年3月10日改正】特急エーデル北近畿を新規設定(大阪~福知山・浜坂・1.5往復)。それにより特急北近畿を1.5往復減⇒7.5往復に。
【1993年3月18日改正】特急北近畿:7往復、エーデル北近畿:2往復 に。
【1995年1月17日災害】阪神・淡路大震災により運休。
【 同年1月21日】全線で運転再開。
【1996年3月16日改正】
・・・特急北近畿のすべてを新大阪発着に統一。6.5往復。
・・・ヘッドマークを北近畿ビッグX統一仕様に変更。
・・・「エーデル丹後」の廃止に伴い、特急タンゴディスカバリーが福知山線内での併結相手となる。

JR西日本色の特急北近畿

JR西日本色の特急北近畿

【1997年1月11日~3月15日】臨時の81号にキハ181系を使用(シュプール神鍋・鉢伏号の間合い)。
【1999年10月2日改正】エーデル鳥取・エーデル北近畿廃止に伴い特急北近畿8往復に。
【2002年10月5日改正】2往復増発⇒10往復に。
【2004年10月16日改正】急行だいせん廃止に伴い、新大阪→福知山に1本増発⇒10.5往復に。
【2005年4月25日事故】JR福知山線脱線事故のため、6月18日まで新大阪~福知山が運休。
【2007年3月18日改正】全車禁煙化。
【2010年3月13日改正】エル特急の種別廃止。
【2011年2月28日】車内販売を終了。
【 同年3月12日改正】愛称を「北近畿」から「こうのとり」に変更。

特急北近畿の派生列車

● エーデル北近畿 キハ65形エーデル車

● 臨時特急かにカニ北近畿 新大阪~城崎温泉・香住を結んだ臨時特急。
・・使用車両:381系・183系・キハ65形

かにカニ北近畿号

かにカニ北近畿号

● 臨時特急味めぐり北近畿 かにカニ北近畿の前身となる列車。1995年~1999年。当初は米原発着だったが京都発着に短縮され新大阪~城崎となって落ち着いた。

● 臨時特急味めぐり北近畿カニスキ 味めぐり北近畿号の前身。1991年~1995年。米原・大阪~城崎を結び、広い範囲からの集客を狙っていたようだ。少々露骨な列車名ゆえか、4シーズンで列車名を短くカットされた。

味めぐり北近畿カニスキ号

味めぐり北近畿カニスキ号) ※画像提供:Amanogawa_exp

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