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【ジョイフルトレイン】とれいゆつばさ号!

とれいゆつばさ号・山形駅

とれいゆつばさ号の簡単な解説

とれいゆつばさ・新庄駅

◆2014年7月19日にデビューした、新幹線車両初のリゾートトレイン「とれいゆつばさ」。

従来からの新幹線つばさ号とは一線を画し、足湯を車内施設の目玉として設置するなど、既成の概念を大きく変える車両として注目を集める。車両そのものは、元・秋田新幹線こまち号として走っていたE3系R18編成で、2014年3月改正でこれまでの役割を終えたあと、兵庫県の川崎重工にて改造工事を行なったもの。

ネーミングのコンセプトは、英語のトレイン(列車)にフランス語で「太陽」を意味するソレイユを絡めた造語で、「(=太陽の恵みによる様々な食材)」、「温泉」「歴史・文化」「自然」を温泉街のように楽しむというテーマを凝縮した列車という意味。

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◆とれいゆつばさ営業区間での走行シーン

とれいゆつばさ営業運転初日・営業運転は当面のところ新幹線区間では計画されておらず、福島駅在来線ホームから発着していわゆる山形新幹線の「奥羽本線(山形線)」新庄駅までの区間で運転されることになっている。この区間は線路幅こそ1435mmの新幹線規格(標準軌)だが、設備は在来線仕様である。

・元々新幹線の車両ということで「足湯のお湯が“揺れ”でこぼれないのだろうか?」と心配する人も少なくないようだが、高速運転をしないためあまり心配はいらないだろう。実際に目の前を通って行くシーンを見てもごく普通の特急というより寝台特急なみにスピードを抑えている印象だった。

◆とれいゆつばさ号15号車・16号車を眺める

とれいゆつばさ号16号車足湯・この2つの車両は特別な目的の車両ということで、このドアからの乗車はできず、プラスチック製のチェーンが掛けられている。ドアが開いてもスタッフの方々のやり取りが行なわれるだけである。したがって、ホーム上にも「とれいゆつばさ」号の15・16号車の乗車位置案内の表示はなされていない。
15号車・湯上りラウンジ・15号車の湯上りラウンジ&バーカウンターでは「足湯」から上がった方々がリラックスしたひと時を楽しむことができる。畳のお座敷と本桜のテーブルがスペシャルな語らいの時を演出してくれる。

・15号車の16号車寄り半分のスペースはバーカウンターで、山形県の地酒やジュース類、アイスクリーム類などを販売している。カウンターの色が山形県の特産「べにばな」の色というこだわりもチェックしておきたい。1周年に合わせて販売メニューも充実。山形県産の「ラ・フランスワイン」「さくらんぼワイン」や「出羽桜 スパークリング日本酒 咲」「六歌仙 ひととき」などを提供する。「とれいゆ つばさ」グッズの販売も行うので、乗車記念にはぜひGETしたいものだ。

・16号車が「足湯」車両。2槽の湯船があり、それぞれ数人ずつ腰かけられるようになっているようだ。足湯しながら車窓を眺めるという、今までにない旅の楽しみ方ができる「新しい列車」だ。

※ 当初、足湯コーナーは「びゅう旅行商品での乗客で足湯利用券を申し込んだ人だけ(13・14号車の席の方)が利用できる(つまり、みどりの窓口で購入した切符の方は利用できない)ということ」だったが、1周年を迎えてリニューアルするのに合わせて当日の空きがあれば車内バーカウンターで足湯利用券を販売することになり、さらに特定の時間帯には足湯の見学ができるようにも変更した。ちなみに、「1回の利用は約15分ということ」を理解しておきたい。ちなみに、お湯は温泉のお湯ではないとのこと。足湯利用券購入者特典として、「冷やしシャンプー」ミニボトルがプレゼントされるようだ。

足湯とソファベンチ白と黒のソファベンチ
・足湯の湯船の外、「小上り」は石張りになっていて、そのわきにソファベンチが置かれている。白系の爽やかな印象のものと黒系のシックな印象のものが置かれ、好みに合わせて選ぶことができる。
・きっと、おもに女性にとってうれしい設備が更衣室だ。15号車から16号車に入ってロビーを過ぎてすぐの右側にあるのだが、「ストッキングを着脱する場所の心配」が解消できている。

◆とれいゆつばさのエクステリアデザイン

先端を後方からLED表示は「とれいゆ」
・サイドにあるLED表示器には、【とれいゆ】指定席 と映し出されている。さすがに「とれいゆつばさ」と表示するだけのスペースは無いか。 先端部分に目をやると、やや後方から見た時の「非常にシャープ」な印象、言い換えれば「新幹線車両の造形を活かした」デザインだと思えた。
・とれいゆつばさのロゴマークは山形県のフルーツを中心にした産物・文化をギュ~っと凝縮したものとなっており、ベニバナや将棋の駒などもさりげなく織り込まれているところが面白い。

・こうして斜めから写してみると、車両のボディーに対してけっこう大きめのロゴマークであることが見て取れる。この車両がこうして改造される前は秋田新幹線のこまち号として走っていたが、その際にはセンターやや下にピンクのラインが入っていて、そのラインとのバランスでロゴマークが配置されていたため、やや上寄りに小さめのロゴタイプが入っていたのだが、こちらはラインそのものが弧を描いているのでそうした制約に縛られずに大胆に描かれている。
つなぎ目はカーブ・今さら言うまでもないが、とれいゆつばさ号のデザインは弧を描いている。それはつまり、この6両編成が必ず固定で組まれることを前提としたもので、閑散期だからと言って2両減らすといったことをするとバランスが崩れてしまう。逆に考えると、それだけ自信を持って送り出した列車ということになるのかもしれない。

・車両形式番号はE3系・700番代。この連結部の両側に2両の車両それぞれの番号が書かれているのを読み取ることができる。改造を受けて700番代を名乗るようになったようだ。ちなみに編成番号は「こまち」時代と同様のR18を継続して名乗っている。

◆とれいゆつばさ試運転初日~2014年6月25日

R18編成表示とれいゆつばさ号全体

・遠方にその姿を確認した瞬間には「E5系?」と思うほど、メタリックなグリーン系の塗装が強い印象を与える。しかし、近づいてきてボディーサイドに描かれた波打つラインや清らかな白がやわらかな印象を与え、「非日常を楽しむ」列車として良いデザインだと思う。この日の試運転では通常の新幹線車両の場合と同様の高速運転をしていたとれいゆつばさ編成だったが、今後この速度での運転はあまり見られないだろう。
とれいゆつばさ号のサイドライン

カラーリングは、先頭から「最上川」を意識したブルー(ややグリーンっぽい印象だが)、円弧のラインは沿線の美しい山々を表現しながらこれまでの山形新幹線つばさのイメージを踏襲。そしてやわらかなグリーンは山形県の代表的な山、月山を表現、そしてパールな白は蔵王の清々しさをイメージしているという。

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