特急サンダーバード号◆データファイル(2024-3改正版) | 列車データ館
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特急サンダーバード号◆データファイル(2024-3改正版)

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特急サンダーバード号の簡単な解説

683系サンダーバード

◆特急サンダーバード号は大阪~敦賀を結ぶ特急列車。

北陸新幹線金沢開業までは富山・魚津などへ、さらに敦賀延伸開業までは大阪~金沢・和倉温泉の設定もあったが、すべてすっきりと整理されてしまった。

以前からその区間で活躍していた特急雷鳥号に681系電車を新しく投入した1995年から「スーパー雷鳥・サンダーバード号」となり、2年後の1997年からはシンプルにサンダーバード号という愛称となった。その後683系電車も加わることにより、入れ替わりで雷鳥号が本数を減らし、2011年3月のダイヤ改正で全てがサンダーバード号に統一された。

2024年3月16日ダイヤ改正で北陸新幹線・敦賀開業に伴い、全列車が敦賀発着となり、金沢・富山方面へは新幹線つるぎ号乗継が基本パターンとなる。ここでかがやき号・はくたか号との短時間乗り換えが考慮されていないのは巨大施設となった敦賀駅で時間を過ごしていただくことを期待する思いがあるのだろうか。なお、七尾線・和倉温泉方面へはさらに金沢駅での特急能登かがり火号への乗り継ぎが想定されている。

金沢開業時の2015年春には、グリーン車の位置がそれまでとは逆の金沢寄りの先頭車両となり、そちらが1号車となった。これは特急しらさぎ号用の681系と共に、間合い使用で特急ダイナスター号・特急能登かがり火号などの運用に就くためで、同じ組成にして対応するための調整だ。

その後の話題と言えばやはりリニューアル工事に伴うデザインの変更だろう。それほど大がかりなイメチェンではないが、2両にまたがる形でデザインされたサンダーバードの図柄は目を引く。

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◆特急サンダーバード号のデータ

痛々しい姿の683系。お肌の曲がり角か・・。

【2015年3月14日改正(北陸新幹線・金沢開業)】運転区間整理。大阪~金沢22往復、大阪~和倉温泉1往復に。

【2016年3月26日改正】1往復増⇒24往復に。
【2019年3月16日改正】1往復増⇒25往復に。

【2022年3月12日】9両編成の自由席を3両のうち1両を指定席に変更。
【2024年3月16日改正】大阪~敦賀に区間短縮して25往復設定。すべて北陸新幹線つるぎ号と接続が想定され、かがやき号・はくたか号との短時間乗り換えは考えられていない。

◆特急サンダーバード号の画像

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・681系特急形電車が登場したとき、その独特のフォルムにはワクワクした。ゆくゆくは流線型のこの車両が北陸路のスターになり、新生・特急雷鳥となる・・・・と信じていた。

しかし、用意されていた愛称は別のものだった。中学生の頃、英語を習いたての友人がまさにこの通りに直訳して雷鳥号をサンダーバードと呼んでいたのが現実になるとは思いもしなかった。今では、この後登場した683系、および683系4000番代が485系を引退に追いやり、ついに2011年3月に特急雷鳥が完全消滅した。

そんなサンダーバード号も車両の大掛かりな更新時期を迎え、塗装変更を含めたリニューアルを実施した。正面から見たところではライトの下部分にブルーの帯が入っていることがよくわかる。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAリニューアルされたサンダーバード

かつては、同じ車両の間合い使用で特急おはようエクスプレス号やおやすみエクスプレス号、そしてびわこエクスプレス号などがあり、効率の良い運行が行なわれていた。特に、2015年3月からは新設された特急ダイナスター号や特急能登かがり火号が共通運用に加わり、1車種で何役もこなした。2024年3月の北陸新幹線敦賀延伸開業ではその活躍も限定的なものとなる。

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