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新幹線リレー号の簡単な解説
◆東北新幹線が開業した1982年6月23日から、未開業区間であった上野~大宮間をリレーする目的で設定された列車が新幹線リレー号。1982年6月23日から11月14日、つまり上越新幹線開業までの短期間には115系や455系といった従来型の車両もわずかながら使用されていた。185系の落成時期を調べると1982年6月に集中しているものがあり、それらの準備が整って11月からは統一されたのだろう。
2016年3月改正で登場したはこだてライナーが、今ではもっとも近いタイプの列車だろうか。とはいうものの、新幹線の乗客のみを対象にした専用列車というとなかなか同様の列車は見当たらない。というのも、未開業区間が首都圏側である例が他に見当たらないからだ。
新幹線リレー号として活躍していた当時は185系200番代はグリーンの帯塗装だった。特急踊り子号に使用された0番代とはデザインにおいて好対照をなしており、「斬新な0番代」と「正統派の200番代」というような印象を述べる人もいた。
◆新幹線リレー号のデータファイル
【登場時:1982年6月23日】
・ ●運転区間:上野~大宮 使用車両:185系・455系・457系・115系
【1982年11月15日改正】使用車両が185系のみとなる。
【1985年3月14日改正】新幹線上野開業により役目を終える。⇒廃止。
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