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上越新幹線・特急とき号◆トレインマーク!

E2系J10編成の新幹線とき

特急とき号の簡単な解説

◆ 上野~新潟を結ぶL特急として1982年11月15日ダイヤ改正まで在来線で運転されていた特急とき号。それまで、東北本線の特急ひばり、北陸本線の特急雷鳥と並んで、運転本数の多い特急としてよく知られた存在だった。ファン的視点で言うと、こだま型直流電車の末裔と言える181系を最後まで使用していた定期列車であり、なおかつボンネット型電車特急として真っ先にイラスト・トレインマークを採用したことでも注目を集めていた。

E2系新幹線とき号ダイヤ改正以後、引き続いて上越新幹線の列車名として採用され、当初は全駅停車型(いわゆる“こだまタイプ”)の役割を担っていた。上越新幹線開業に際しては、在来線のとき号に加え、特急いなほ号、特急はくたか号などからの実質的編入もあったといえる。

それから15年近く経過した1997年10月1日改正にて、行先別の愛称設定をすることになり、「あさひ号」が新潟発着となり、「新潟まで運転されない短縮版」には「たにがわ号」が設定されたことにより、とき号の愛称は一旦消滅してしまった。(新潟に達しない列車をときと呼ぶことはできないのも当然だ)。

ところが意外と早く転機が訪れた。長野新幹線が「あさま」という愛称を採用し、1文字しか違わない「あさひ」と間違える人が多いという問題が生じたため、「あさひ」の愛称を変更することになり、その代わりとして「とき」の名が再び採用されるという形で奇跡の再登場を遂げたのだ。

E4系MAXとき新幹線としての車両は2016年9月現在E4系・E2系が使用されている。2013年3月16日のダイヤ改正までは200系も使用されていたが、この改正をもって国鉄型新幹線の終焉となった。2014年の春からはE4系MAXの帯を黄色から朱鷺色に変更開始、新潟デスティネーションキャンペーンを盛り上げている。

一方のE2系は現時点ではそのままである。元々ピンク色の帯は朱鷺色に近く、わざわざ変更したところであまりインパクトがないのが理由だろうか。でもむしろ溶け込むくらいの変更で好都合にも思えるのだが。

とき号全体としては、北陸新幹線金沢開業により多大の影響を被ることになると思われたが、越後湯沢発着のたにがわ号がその影響のほとんどを吸収したためわずかに1往復の減少にとどまることになった。

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◆特急とき号(在来線時代)のトレインマーク


特急ときトレインマーク(ボンネット)

・描かれている鳥は特別天然記念物として知られ、絶滅の危機に瀕している朱鷺。佐渡島に研究・保護施設があることも有名なので、新潟発着の列車にピッタリの愛称。181系ボンネット特急だった時代にも、トレインマークにひらがな表記とローマ字表記だけでなく、漢字でも表記されていて、他の列車にはあまりない特徴となっていた。

◆とき号(新幹線)のトレインマーク

E4系MAXときトレインマーク E1系MAXときトレインマーク・新

E1系MAXときトレインマーク
・1982年の上越新幹線開業時から200系が使用されてきたが、JR化してしばらく後に大量輸送の需要に応えるべく「MAX」という全車両2階建てタイプの車両が開発され、投入されるようになった。最初に投入されたのがE1系MAXで、当初はグレーとグリーンを基調にしたデザインだったが、後期は「朱鷺色」と呼ばれるピンク系の帯が特徴のカラーリングに変更、車内もリニューアルされた。しかし、新幹線の短い寿命サイクルゆえに2012年に全車引退となった。

e1max-bshina

 

代わって、以前から投入されていたE4系MAXが大量に東北から転入し、16両の長編成が見ものとなっている。

◆新幹線&特急とき号の画像集

ボンネット特急とき・現在、さいたま市にある鉄道博物館にて展示されているが、181系のボンネット特急として活躍した列車は、「特急あさま」や「特急そよかぜ」など、他にもあったのだが、最後までこの車両を使用して運転していた唯一の特急となったのがこの特急とき号だった。

途中からは183系電車も併用するようになったが、昭和の特急のイメージを色濃く残す車両が現在でも保存されているので一度は見ておきたいもののひとつだろう。余談だが、先頭車両クハ181の中には九州に転属して485系の仲間入りし、特急にちりん特急みどりなどとして活躍したものもいる。
新潟~燕三条間走行中のMAXとき・E1系MAXはE4系MAX以降に見られるような複雑な造形の車両ではなく、すっきりとした楔状のスタイル。200㎞/h台前半の速度で走る車両として「とにかく定員数の増加」ということに重きを置いたゆえに可能だったスタイルと言える。つまり、これよりも高速で走るとなるとトンネル出入口付近での騒音が大いに問題になりそうだ。

したがって、300㎞/hを目指そうかという時代の乗り物ではないのだが、大量輸送という目的を達成し、一時代を築いた列車であることは間違いない。高架上を走っている画像は、北陸自動車道と長く並走する区間で。

E4系新幹線とき号・2012年9月29日ダイヤ改正で、東北新幹線でMAXやまびこ号・MAXなすの号として活躍していたE4系車両がすべて上越新幹線に転入し、以前にも増して活躍が見られるようになった。

1編成12両のE1系MAXに対し、E4系MAXは8両編成。そして、2編成つなぐと16両編成になり、ものすごい輸送力となる。

それと入れ替わりで、E1系は営業運転を終了。初代MAXとして名をはせた一時代の終わりを告げた。朱鷺色の帯もこれにて終了かと思ったところだが、1年半ほど経過した2014年4月7日から、E4系MAXに朱鷺色の帯がデビューし、その後全検に入る編成ごとに変更が進んでいる。2016年9月現在、残り2編成のみ黄色帯だとのこと。

◆特急とき・新幹線ときお役立ちサイトご紹介

E1系MAXとき号・東京駅にて

●【座席探訪】・・・列車内の様子を解説してくれているわかりやすい写真集。車両のタイプごとに詳細な解説と画像が含まれているサイト。おすすめです。 ●200系オリジナル 200系リニューアル E1系オリジナル E1系リニューアル E4系

●【裏辺研究所】・・・国鉄時代から現在までに運転された、様々な列車たちを解説しているサイト。 ●特急とき 新幹線とき 新幹線MAXときE1系MAXとき号・LED表示器

e4系MAXときLED

 

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