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特急ときわ号の簡単な解説
◆品川・上野~土浦・勝田・高萩・いわきを結び、停車型特急列車として運転される特急ときわ号。常磐線特急の中で停車駅が多いタイプとして活躍してきたフレッシュひたち号を新設の特急ときわ号として分離して登場した。余談だが、フレッシュひたち号で実施されてきた車内販売は特急ときわ号では廃される。
1985年3月のダイヤ改正まで急行ときわ号が存在し特急ひたち号と共存していたが、当時のコンビがともに特急として再現された格好だ。なお、列車の登場と時を同じくして普通車指定席の料金体系に、新たに「事前料金」「車内料金」を設定。事前料金は車内料金より260円安く設定される。このサービスは特急ひたち、特急スワローあかぎ号にも採用される。
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ときわ号のデータファイル
◆急行ときわ号データファイル
【登場時:1958年6月1日】準急として登場
・ ●運転区間:上野~平 運転本数:3往復 使用車両:キハ55系
【1959年9月改正】2往復増⇒5往復に。
【1961年10月改正】2往復増⇒7往復に。
【1962年10月】下り1本のみ451系を使用開始(上野⇒日立に新設)。⇒7.5往復に。
【1963年7月】451系を2往復に投入。
【 同年10月改正】451系を追加投入。1往復を全車指定席準急として愛称をひたちに変更。
・ 別途、気動車により上野~水戸間に1往復新設。⇒合計7.5往復変わらず。
【1965年3月】1往復が原ノ町まで区間延長。
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【登場時:1966年3月5日改正】格上げにより急行ときわ号として登場
・ ●運転区間:上野~水戸・平・原ノ町 運転本数:合計7.5往復 使用車両:451系
【1967年10月改正】急行ひたち号を吸収。⇒下12、上10本に。
【1971年4月20日改正】2往復増⇒⇒下14、上12本に。
【1972年10月改正】2往復格上げで特急ひたちに。⇒急行ときわは下12、上10本に。。
【1978年10月改正】急行そうま号を編入し仙台に達する。
【1985年3月改正】急行ときわ号をすべて特急ひたち号に格上げ統合。廃止。
◆特急ときわ号データファイル
【登場時:2015年3月14日改正】フレッシュひたち号の解消により特急ときわ号として登場
・ ●運転区間:品川・上野~勝田・高萩・いわき 運転本数:下23・上22本 使用車両:657系
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