特急つばめ号(国鉄)◆データファイル(2024-04) | 列車データ館
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特急つばめ号(国鉄)◆データファイル(2024-04)

特急つばめの再現 た行
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特急つばめ号(国鉄)の簡単な解説

特急つばめ号専用SL・C62-2

◆特急つばめ号。 東海道本線を代表する特急列車として、1950年1月1日に登場しEF58電気機関車と蒸気機関車が牽引した時代、そして電車特急の時代まで主役だったが高速化の波に翻弄されながら活躍の場を西へ西へと移し、愛称消滅の時期を経て、今は九州で活躍している。

九州新幹線つばめ号・特急つばめ号(九州)は別ページ

ひらがな表記(正式名)による特急つばめの誕生は、戦後初の国鉄特急、特急へいわ号が1949年9月から東京駅~大阪駅間で運転を開始し、愛称公募により改称してつばめ号となったもの。

同年6月に追加して登場した姉妹列車、特急はとと共に、東京~大阪間を9時間で結んだ。写真は、京都鉄道博物館に展示されているC62で、デフにつばめの形のエンブレムがついていることで知られる。

この「つばめ号」という愛称は国鉄の歴史において最上級の“格”に位置すると考える人も多いようで、九州新幹線の各駅停車型列車として設定されることについて決定された際に物議をかもしたりもした。

※ 画像提供:Teru-t2様・AMANOGAWA_EXP様ほか

赤スカート485系の特急つばめ

赤スカート481系の特急つばめ

赤スカートの481系を使用した特急つばめ号は直流専用の151系との区別をしやすくするための配色だったようだが当初は西日本特有のものだった。

その後、583系も投入されてバラエティー豊かな時代があった。

583系の特急つばめ

583系の特急つばめ

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◆お役立ちサイトご紹介

・ 【座席探訪】・・・列車内の様子を解説してくれているわかりやすい写真集。車両のタイプごとに詳細な解説と画像が含まれているサイト。おすすめです。 ●151系特急つばめ号パーラーカー

◆特急つばめ号のデータファイル

【登場時:1950年1月1日】
・ ●運転区間:東京~大阪  運転本数:1往復  使用車両:旧型客車
●牽引機:EF55  C62  C59
【1950年4月10日】電化区間の機関車をEF57牽引に変更
【1950年5月11日】EF56牽引に変更。
【1951年6月1日】EF57牽引に再変更。
【1955年6月1日】EF58牽引に変更。
【1956年11月19日】全区間EF58による牽引となる。SL運用終了。
【1960年6月1日】151系電車投入。神戸発着を加え2往復に増発。
【1962年6月10日】山陽本線広島電化。1往復を広島までの運転に変更
【1964年10月1日(東海道新幹線開業)】新大阪~博多に運転区間変更。(下関から機関車牽引。EF30/ED73)
【1965年10月1日】名古屋~熊本に運転区間変更、481系化。この時が最長距離。
【1968年10月1日】581系・583系も運用に入り、増発。
【1972年3月(山陽新幹線岡山開業)】岡山~博多・熊本の運転とする。
【 同年10月】エル特急に指定。
【1973年10月】西鹿児島まで運転区間を延長。
【1975年3月10日(山陽新幹線博多開業)】廃止。

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