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【1983年8月】初めての東京旅行~実行編~

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僕達が着くと早速、品川方面から10番ホームにくる寝台特急さくらの姿。
列車が停車した後、牽引したEF65PF機の切り離し、神田方面へ機回し。

赤い旗を手にした作業員が機関車にしがみつきながら隣りの線路を品川方面へ移動。
その様子が非常に楽しい。

そして、これから向かう旅路への先頭に立つ。
14両の大編成で、九州への旅。思いを馳せただけで楽しい。

準備が進む中、9番ホームには次に出発の寝台特急はやぶさが近づいてきた。

そんな光景がこの後も次々と繰り返され、たくさんの旅の支度が続く。

そうして東京駅でブルートレインの宴を満喫し、
余韻をあじわう暇もなく急いでやってきたのは再び上野駅。
旅路をここで終える数々の列車を待ち受けるのだ。

真っ先に向かったのは、秋田から来るL特急つばさ
東北新幹線開業で上野~福島間が大幅削減され、写真を撮るチャンスは少ない。

だが、この日は列車の到着が遅れているというアナウンス。
それで僕達は、朝撮り損ねたL特急ひたち のホームに向かった。
上野に行って特急ひたちを撮れなかったなんて恥ずかしくて言えん!
そう言いながら、写真を撮っていった。

再び、つばさが来ていないかどうか確認しようと行ったがまだのようだった。

そんな中、来たのが見えた特急鳥海の所へ行って写真を撮った。
夕闇が襲ってくる中、新しいヘッドマークもなんとか写真に写ってくれた。

さて、かなり遅れて特急つばさ が到着した。
ゆっくりとホームに到着し、旅の疲れを癒すかのような重い足取り。
そんなつばさを撮映せんとカメラを向けると、強烈にショックな出来事が!

ヘッドマークが回り始め、「試運転」だの「臨時」だの「特急」だの・・・
そのまま「回送」となって落ち着いてしまったのだ。
つばさのヘッドマークは遠目に見ただけで終わってしまった。

そんなショックはあったが、最後にブルートレインで一日の締めくくり。
寝台特急、出羽と北陸のツーショットを見ることが出来た。

激しくも楽しい一日がこうして終わった。

山手線で渋谷駅へ、そして東急田園都市線でたまプラーザに。
着いたらもう真っ暗。東急SCが闇に浮き上がっているようだった。

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