鉄道旅行三昧の1983年8月。
8日から始まった旅も4日目を迎えた。
この日は秋葉原にあった交通博物館でかなりの時間を過ごした。
やはり、先日の東急「電車とバスの博物館」や「鉄道展」とは全くスケールが違った。
ぼくは自分用として記念にブルートレイン出雲のヘッドマークの柄のハンカチを購入した。
さて、楽しかった鉄道三昧の日々はあっという間に、
まさに飛ぶように過ぎていってしまった。
8月12日夜。
大沢君のお父さんがイタリアンレストランに連れて行ってくださった。
たまプラーザでの最後の晩餐?を楽しみ、大沢君の家に戻って帰り支度を始めた。
このとき、珍しく大沢君の寂しそうな顔を見たので驚いた。
でも今考えると、僕達が帰る寂しさだったのか、
それとも自分だけここからの鉄道旅行を味わえない寂しさだったのか・・・
こうして僕らはついに大沢君の家を出、東急SCを通り抜け、たまプラーザ駅へ。