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【1987年7月】天文気象部・竹野合宿~復路編~

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鉄道旅行記

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【1987年7月】天文気象部・竹野合宿~前篇~

【1987年7月】天文気象部・竹野合宿~現地編~

この夏、気になって仕方がなかったポスター。
京都駅でも城崎駅でも貼られていたそのポスターはすごく魅力的に見えた。

「帰りはこれを使ってみたいな。そうしたら安上がりやしなぁ」

そう思って、宿泊中にしっかりと部員たち&顧問の先生を説得し、
なんとか同意を取り付ける所までできていた。

そうして竹野駅。
窓口で「青春18きっぷ一組ください」と言ったのだが、
残念ながら「ここにはないので、買えるのは城崎駅ですね」との返事。

仕方なく、竹野~城崎の切符をまず購入して、城崎駅に行ってから買うことにした。
「1区間分のお得感が薄れてしまうなぁ」と思った矢先、予想外のことが起きた。

この竹野駅~城崎駅の一区間切符が硬券だったのだ!

竹野駅・硬券(国鉄模様)よく見ると、国鉄時代の硬券用紙に「西日本会社線」と印刷されている。

城崎駅に着いた。
この硬券をみすみす取り上げられてたまるか!と、
僕1人だけ改札口を出て、青春18きっぷを買いに行った。
部員たちはホームで待っていてくれた。あらためて、いい奴らだ。
青春18きっぷ(国鉄模様)
こうして僕たちはこの年、青春18きっぷデビューを果たした。
当時の金額は¥11,000。一人当たり2,200円。
竹野駅からの180円を足すと2,380円だから、通常の運賃2,400円とほぼ同じ(笑)。

ここで、「お得か?」と聞かれるとつらいが、20円安くなったということ以上に、
硬券が手に入ったということが僕にとっては大満足だった。

JR発足後にも国鉄デザインの切符が暫く継続使用されると聞いてはいたが、
それがなんと硬券を含んでいたとは驚いた!

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