特急シュプールトワイライト信越号の簡単な解説
◆ 神戸~黒姫を直江津回りで結んだ、シュプール号シリーズ史上最高峰の列車、特急シュプールトワイライト信越号。1999年1月の1シーズンに限り運行され、寝台車はB寝台のみの構成ながらシングルツイン、ツインの個室寝台もあり、シャワールーム付きのサロンカーありの豪華な編成だった。
この区間には他に急行シュプール妙高・志賀号を中心に、帰りのみの特急シュプール雷鳥信越号や特急シュプールサンダーバード号が設定されていたが、新たな需要を開拓する試験的な意図があって設定されたのかもしれない。しかし残念ながら、1シーズンで終了となった。それが需要が見込めなかったからか、本来の寝台特急トワイライトエクスプレスの予備車の必要ゆえかはわからない。
運転したスジは急行シュプール妙高・志賀4号・5号と完全一致しており、その時限りのグレードアップ版という位置づけだと理解できる。
趣味的視点で注目したいのは普段最後尾に来ることのなかったオハネフ25が最後尾に来ること。そこにも専用テールマークが表示されて意気込みを感じることが出来た。
特急シュプールトワイライト信越号のデータファイル
【運転区間】神戸~黒姫(北陸本線経由)
【運転日】1999年1月
・・・《下り》8・15・22・29日発
・・・《上り》9・16・23・30日発
【編成】24系トワイライトエクスプレス車6両+電
●1号車 サロンデュノール・シャワールーム
●2・3号車 シングルツイン・ツイン
●4号車 ツイン・ミニサロン
●5・6号車 Bコンパートメント