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急行シュプール蔵王号(JR東日本)◆データファイル

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シュプール蔵王・583系 spur

急行シュプール蔵王号のヘッドマーク事典(工事中)

急行シュプール蔵王/アルペン蔵王号の簡単な解説

◆ 首都圏~山形を結び蔵王へのスキー客を運んだ急行シュプール蔵王号。シュプールシリーズの先陣を切った列車の一つで、登場時は急行扱いではなく2年目からそうなった。1990年末ごろからは山形新幹線改軌工事のため仙山線経由に変更された(2往復⇒1往復に減)。一貫して583系を使用して下りは夜行だった。上りは1995年以降設定されなかったが、それまではおおむね夜に帰着という形で途中の郡山または福島での弁当販売も行われていた(91/12~92を除く)。

このシュプール蔵王号と並行して派生列車ともいえる列車が複数登場した。まずオールグリーン車の14系「スーパーエクスプレスレインボー」を使用した「急行シュプールレインボー蔵王」号、そしてそれと入れ替わりに登場したのが485系「リゾートエクスプレスゆう」を使用した「急行シュプールゆう蔵王」号。そして2001年の年始シーズンだけ活躍した急行アルペン蔵王号だ。後に登場したゲレンデ蔵王号も2004年~2011年に運転された快速列車(後に団体)。この方面には長く一定の需要が見込まれていたことがわかる。

しかし、1995年年始以降の運転では6両編成と短くなっている。高い需要を考えると不思議に思われるが、これは片道運転となった時期で山形駅到着後に回送列車として仙山線を走る際の列車交換をすることが関係しており、ホーム有効長が短い仙山線を考慮してのものだったという。

急行シュプール蔵王号

急行シュプール蔵王号

※画像提供:Amanogawa_exp

◆ シュプール号シリーズ一覧 ◆

急行シュプール蔵王号のデータファイル

86/1/9~3/17 横浜~山形 583系9両(非営業G1)
【ここから急行扱い】
87/1/9~3/18 横浜~山形 1往復 583系9両(G1営業開始)
88/1/8~4/3 横浜~山形 1往復 583系9両(G1)
・・・シュプールレインボー蔵王号登場。
【ここから※横浜発下り3号B寝台の扱いが一部開始

89/1/13~4/2 2往復
・  横浜・上野~山形 583系9両(G1)弁当販売駅:福島・郡山・黒磯

89/12/20~90/4/1 2往復
・  横浜・上野~山形 583系9両(G1)弁当販売駅:福島・郡山・黒磯(2号のみ)

90/12/20~91/3/15 1往復 このシーズンから仙山線経由に変更
・  横浜・上野~山形 583系9両(G1)弁当販売駅:福島・郡山・黒磯

91/12/20~92/3/13 横浜~山形 1往復 583系9両(G1)上りも夜行に変更。
・・・シュプールゆう蔵王号登場。(シュプールレインボー蔵王終了

92/12/22~93/2/28 横浜⇒山形 下1 583系9両(G1)
・ このシーズンから下りに普通座席なく、B寝台とG車になる。

94/1/11~3/27
・  品川~山形 1往復 583系6両(Gなし)上りは昼行。弁当販売駅:郡山

【ここからはずっと下り1本のみ】
95/1/10~3/25 品川⇒山形 下1 583系6両
96/1/12~3/30 品川⇒山形 下1 583系6両
97/1/10~3/29 品川⇒山形 下1 583系6両
98/1/9~3/28 品川⇒山形 下1 583系6両
99/1/14~3/6 品川⇒山形 下1 583系6両
00/1/7~3/25 品川⇒山形 下1 583系6両(レディースカー連結)

シュプールバスについて

山形駅 ⇒ 蔵王温泉(840円) 所要時間:0:45

※1999-12時刻表より

急行アルペン蔵王号のデータファイル

出発時刻が1時間近く早くなって、停車駅それぞれはそれに合わせて時刻が早まっているが、目的地の到着時刻は同じ。

アルペンという名称はかつて存在した臨時急行アルペン号(大阪~富山)とのつながりはなく、スキーを始めとしたスポーツ用品を扱う販売会社の名前で、この1シーズンに限りタイアップ企画として「急行アルペン・・・」というシリーズが設定されたものだ。

01/1/12~3/17 品川⇒山形 下1 583系6両(レディースカー連結)

「急行アルペン・・・」シリーズ

急行アルペン上越

急行アルペン白馬

急行アルペン蔵王(このページ)

 

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