急行シュプール盛岡号の簡単な解説
◆ 首都圏と盛岡を結び、雫石や安比高原といったスキー場へのアクセスを目的とした急行シュプール盛岡号。一貫して583系9両編成(G1・その他ハネ)を使用し、1990年の年始から1992年の春までの3シーズン運転された。大宮~盛岡の間は一切客扱いなしだったが、上りの昼行運転(1・3年目)においては弁当販売のための停車が「仙台と福島」の2か所で実施された。
B寝台3段式が使用されたのは、下り列車と2シーズン目の上り列車。すべてが寝台ではなく座席との併用だった様だ。
運転区間は上野~盛岡を基本としつつも、2・3年目の下りは横浜発で品鶴線経由で品川へ、そして山手貨物線経由で新宿・池袋・赤羽・大宮に停車した。
盛岡駅と雫石・安比高原それぞれへのシュプールバスはいずれも900円(こども半額)の設定になっていた。(1992年3月号時刻表より)
90/1/12~4/1 上野~盛岡 583系9連(G1)
90/12/21~91/3/10 横浜(下)・上野(上)~盛岡 583系9連(G1)
91/12/20~91/3/13 横浜(下)・上野(上)~盛岡 583系9連(G1)