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特急ゆうトピア和倉号の簡単な解説
◆ 大阪~和倉温泉(七尾線)を結ぶ特急として1986年12月~1991年9月まで運転されていた臨時特急ゆうトピア和倉号。
電車特急である特急雷鳥号との併結運転で、使用車両の形式はキロ65形。「気動車+電車」というコンビは国鉄時代唯一の事例である。後にJR九州で特急有明号とオランダ村特急が「電車+気動車」のコンビとなり、そこでは協調運転が行なわれたのに対し、ゆぅトピア和倉号では気動車の動力は使用されず特急雷鳥号の電車編成に牽引してもらうように運転されていた。廃止されたのは七尾線が電化されたことにより気動車として運転する理由がなくなったためだ。現在では特急サンダーバード号がその役割を引き受けている。
欧風気動車で全車グリーン車指定席のゆうトピア和倉号。北海道で人気だったアルファコンチネンタル号などのジョイフルトレインに倣った造形の車両は北陸路でも人気を博した。
*** 画像提供:teru-t2様/k-office様
◆特急ゆぅトピア和倉号のデータファイル
【登場時:1986年12月27日】
・ ●運転区間:大阪~和倉温泉 運転本数:1往復 使用車両:キロ65(2両編成)
【1988年3月13日改正】毎日運転の臨時列車に変更。
【1991年9月1日改正】七尾線電化開業に伴い、特急ゆぅトピア和倉号を廃止。スーパー雷鳥に役割を譲る。
※画像提供:Amanogawa_exp様