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東北新幹線やまびこ号◆データファイル

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200系カラーのE2系新幹線

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新幹線やまびこ号の簡単な解説

スーパーやまびこ号200系H編成◆ 東北新幹線開業と同時に在来線特急からの格上げという形で 新幹線の速達タイプ列車の愛称となった、やまびこ号。ちなみに、各駅停車型は「あおば号」と名乗った。

・当初は大宮から盛岡が開業、やがて上野(1985/3)、東京(1991/6)。さらに北へと延びて東北新幹線が開業したが、八戸発着、新青森発着の列車名には「はやて号」・「はやぶさ号」が順次採用され、やまびこ号は引き続き盛岡以南(おもに盛岡・仙台発着)での活躍となった。

・東北新幹線として2017年で35周年を迎え、愛称としても十分ベテランの域に達してきた。この「やまびこ号」という愛称は公募で1位となった「みちのく」 をおさえて速達タイプ列車の愛称に採用され、その後も途切れることなく東北新幹線で使用されてきた。

※画像提供:Teru-t2様(無断使用厳禁)

速報【2022年6月9日】

E2系J66編成のカラーリングが200系登場時のカラーであるグリーンの帯に変更され、営業運転で登場した。

200系カラーのE2系新幹線

200系カラーのE2系新幹線

画像は前日に行われた試運転の様子。 撮影:日本海ファクトリー特派員1号さん

◆新幹線やまびこ号のデータファイル

yamabiko3【登場時:1982年6月23日(東北新幹線・暫定開業)】
・ ●運転区間:大宮~・仙台・盛岡  運転本数:-往復  使用車両:200系
【1982年11月15日(本格開業)】
・ ●運転区間:大宮~仙台・盛岡  運転本数:18往復  使用車両:200系
【1985年3月14日改正(上野開業)】通称:スーパーやまびこ号と呼ばれる速達タイプの列車が登場。大宮・福島・仙台のみ停車など。
【1988年3月13日改正】途中、仙台のみ停車という超速達タイプ登場。
【1991年6月20日改正(東京乗り入れ開始)】16両H編成が登場。
【1992年7月1日(山形新幹線開業)改正】東京~福島で新幹線つばさ号と併結開始。
yamabiko4【1994年7月15日改正】E1系Max導入によりMaxやまびこ号新規設定。
【1995年12月1日改正】東京~那須塩原で、なすの号・Maxなすの号を新規設定。一方で、あおば号・Maxあおば号も削減して存続。
【1997年3月22日改正】E2系投入。秋田新幹線開業。新幹線こまち号との併結開始。
【 同年10月1日(長野新幹線開業)改正】あおば号・Maxあおば号を、やまびこ系にすべて吸収。
【 同年12月20日】E4系Maxが営業運転開始。
【1999年4月29日改正】E4系Maxやまびこ号と山形新幹線つばさ号の併結運転開始。
【 同年12月4日改正】E1系Maxが東北新幹線から撤退⇒上越新幹線へ。秋田新幹線の併結相手はすべてE2系に。
【2001年9月21日改正】山形新幹線の併結相手はすべてE4系Maxに。
【2002年5月30日】200系F編成のビュフェ営業廃止。
【 6月22日(東北新幹線開業20周年)】200系F93編成による「想い出のあおば」号運転。
【 同年12月1日(八戸延伸)改正】速達版やまびこ号をはやて号として分離、八戸まで運転区間延長。
【2003年12月1日改正】200系H編成のカフェテリア・トレインマッサージの営業を廃止。
【2004年3月13日改正】200系F・H編成の定期運用終了。
【2005年12月10日改正】東京~盛岡の、はやて号を設定。やまびこ号は仙台以北で各駅停車に。仙台以北のMaxやまびこ号定期運用終了。
【2007年3月18日改正】全車両禁煙化。
【 同年6月23日(東北新幹線開業25周年)】200系K47編成をオリジナルカラーへ塗装変更。
【2008年3月15日改正】所要時間を短縮。
【2011年3月11日】 東日本大震災発生。
【2011年11月19日改正】一部列車にE5系投入。グランクラスの営業やE3系との併結運転を開始。200系の定期運用終了。
【2012年3月17日改正】山形新幹線つばさ号の併結相手にE2系やまびこ号が加わる。E4系16両編成の定期運用終了。
【 同年6月23日(東北新幹線開業30周年)】200系のやまびこ号が一日復活。
【 同年9月29日改正】E4系の定期運用終了。Maxやまびこ号廃止。つばさ号の併結相手がすべてE2系に。
【2013年3月16日改正】一部列車にE6系使用開始。

【2022年3月16日】深夜に発生した地震によりやまびこ223号が脱線、おそらく東北新幹線初。
【 同年6月9日】200系カラー復刻のE2系新幹線の運転開始。

◆新幹線やまびこ号の画像集

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・0系新幹線の面影を残している200系新幹線は開業から長い間、東北新幹線と上越新幹線の顔として働いてきたが、2013年3月改正で(すでに撤退して いる東北新幹線に加え)上越新幹線での役割からも引退した。高い人気を誇ってきたK47編成は開業当初のグリーンの塗装を復元したものだった。現在、先頭車両が新潟県の新津鉄道資料館に静態保存されている。

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この写真は2010年7月に撮影した、車両基地に並ぶ新幹線車両たち。E4系MAXのほか、200系の新旧両塗装車両が並んでたたずんでいた。やはり、緑色の新幹線を見ると「そうそう、これこれ」と、ホッとした気持ちになる。

 

【2022年3月16日】地震の被害について

深夜に発生した地震によりやまびこ223号が宮城県白石市で脱線、おそらく東北新幹線で初めて。H5系10両編成とE6系7両編成の合計17両のうち16両で全部または一部の車輪が脱線した。しかし、乗客にけが人はいなかった。

しかしながら、東北新幹線の全体的な観点では被害がかなり大きく、高架橋のコンクリート構造物が一部粉砕するほどの損傷を受けたり、電柱折損や軌道変位、福島駅の駅設備破損など、車両以外の面でも多岐にわたっており、通常の運行にはかなりの日数を要する状況となった。

◆お役立ちサイトご紹介

●【座席探訪】・・・列車内の様子を解説してくれているわかりやすい写真集。車両のタイプごとに詳細な解説と画像が含まれているサイト。おすすめです。 ●200系 E1系 E2系 E4系 E5系

 

 

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