リゾートエクスプレスゆう の簡単な解説
◆1991年3月に欧風電車としてデビューしたジョイフルトレイン。勝田電車区への配置はずっと変わらないが、1998年に和式の内装へと変更されている。6両編成で全車両グリーン車仕様となっている。485系に属し、種車が485系と183・189系ということなのだが、それは機器類についてであって、車体は新製されたもので651系に準じた普通鋼製のものだという。最も目を引くのは4号車で、ドーム状の展望室とディスコ風のイベントフロアを有する車両。定員外の割り切った車両だ。
2018年9月6日に廃車となり、個性的な車両がまた一つ去って行ってしまった。
この列車の残党のようにして注目されていたのが、通称「ゆうマニ」ことマニ50 2186。水郡線などの非電化区間に直通運転する時のサービス電源供給用電源車として連結されていたものだ。
しかし、東京急行電鉄が直流車両のTHE ROYAL EXPRESSを非電化区間と交流電化区間しかない北海道で運行するため、客室への給電にうってつけの存在として譲渡されていった。
リゾートエクスプレスゆうのトレインマーク
「RESORT EXPRESS」の文字が軽快な雰囲気のフォントで描かれている右には少々華奢で気品を感じる「ゆう」の文字。そして、燕尾服を着てシルクハットをかぶり、脇にステッキを持った紳士のイラストが描かれている。
このマークが描かれているのは4号車イベントカーのボディーサイド・両側で、左右とも同じ向きで描かれているようだ。ステッカータイプだが、けっして目立つようなマークではなく、大き目の平面エリアに幾分控えめに貼られているところがちょうどいいという印象だ。
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