急行リアス号の簡単な解説
◆ 盛岡~釜石を結ぶ準急として1965年に誕生し、翌1966年に格上げされた急行リアス号。同時に登場した五葉・そとやまという循環列車と共に釜石線を彩った準急⇒急行列車たちだ。
愛称がカタカナということで当時としてはそれなりに独特で知られた列車ではあったが、キハ58系の3両編成、しかも併結などもない単独編成だったので見た目には地味な存在だった。
1982年11月15日改正で東北新幹線の本格開業に伴う東北地区の大幅な改正が行われ、ここで急行リアスは廃止され、愛称そのものが一旦消えた。ところが、1985年3月改正で特別快速リアス号として復活。1989年3月からは快速リアスとなったが今もなお走り続けている。快速になってからしばらくはキハ52系の1両だけという時期も長かったようだ。
2007年11月からはキハ110系が使用されるようになり2両または3両で運転された。