⇒ 特急ライラックのヘッドマーク事典はこちら
特急ライラック号(2017年~)の簡単な解説
◆札幌~旭川を結ぶ特急列車としておよそ10年ぶりに愛称復活となる特急ライラック号。
このたびは、元特急スーパー白鳥編成であるライトグリーンの789系0番代が使用されることによりグリーン車を含む6両編成の14往復となる。一部列車は旭川発着となった特急大雪・特急サロベツとの乗り継ぎ列車としての役割を担うことになる。したがって、同時に「スーパー」でなくなった特急カムイ号と比較して「指定席割合が高い」のが特徴である。
エル特急という分類はちょうどこの登場と時を同じくしてJR北海道で取りやめとなり、通常の「特急」としての活躍となる。
※画像提供:KOGANETURBO様
L特急ライラック号(先代)の簡単な解説
◆札幌~旭川を結ぶ特急列車として2007年まで運転されていた特急ライラック号。1980年に781系新規導入に伴う特急いしかり号からの名称変更で登場した、当時は道内唯一の電車特急だった。このライラックの木が札幌市の木であることから命名されたようだ。
デビュー時から旭川~札幌~室蘭を結んでいたライラック号だったが、1986年には千歳空港発着便を特急ホワイトアロー号として新規設定、1992年に室蘭方面へは特急すずらん号を分離設定した。
そして2007年、今度はスーパーカムイ号に名称変更する形で姿を消した。ライラックという名称は過去に急行に使用されていたことがある。
大容量モバイルバッテリー◆ANKER◆サイズ各種◆お役立ちサイトご紹介
・ 【鉄道模型製作用参考写真集】・・・編成単位ではなく、1車両ごとのサイドビューをとらえた写真集。大きな画像データなので細部に至るまで見て確かめることができる、非常におすすめのサイト。 ●781系 ライラック
◆特急ライラック号のデータファイル
【登場時:1980年10月1日改正】
・ ●運転区間:室蘭~札幌~旭川 運転本数:9往復 使用車両:781系
当初はで、5往復が室蘭駅 – 旭川駅間直通、室蘭駅 – 札幌駅間、札幌駅 – 旭川駅間が各2往復の設定だった。
【1984年2月1日改正】急行の特急格上げにより3往復増発。
【1985年3月14日改正】東室蘭~室蘭が普通に変更。
【1986年3月3日改正】一部列車を4両編成化。
【 同年11月1日改正】全列車が4両編成化。
【1988年3月13日改正】千歳空港発着系統を新たに設定。
【1990年9月1日改正】新型車両785系一部にて運用開始。旭川始発列車と札幌の最終列車に使用。
【1992年7月1日改正(新千歳空港開業)】運転系統を分離。室蘭~札幌を特急すずらん号とする。
・ 10往復は、新千歳空港~札幌間、快速エアポート号に変更。
【1998年4月11日改正】785系での定期運用終了。781系のみに戻る。
【2001年7月1日改正】指定席としてuシートを全列車に導入。
【2002年3月16日改正】札幌~旭川のみの列車となる。
【2004年3月13日改正】全車禁煙化。
【2006年3月18日改正】増発。
【2007年10月1日改正】廃止。⇒スーパーカムイ号にバトンタッチ。
***********************************
【2017年3月4日改正】特急カムイと系統分離。特急ライラックとして新規に14往復設定。L特急の種別は廃止。
【2022年3月12日改正】1往復を臨時列車化。