⇒ 臨時特急はまかいじ号のヘッドマーク事典はこちら
臨時特急はまかいじ号の簡単な解説
◆臨時特急はまかいじ号。 横浜~松本を京浜東北線・根岸線・中央本線経由で結ぶ臨時特急列車として運転されてきた。1996年4月27日の運転開始時には甲府までの運転だったので「よこはま発着のかいじ」という愛称になったが、1998年から松本まで延長され、愛称は定着していたのでそのまま使用され続けている。
京浜東北線・根岸線を経由するため、デジタルATCが搭載されている田町車両センターの185系電車が使用されているが、過去にはATCが搭載されている長野総合車両センターの183・189系電車が使用されたこともある。臨時特急として、特急あずさ、特急かいじを補完する役割も担っていた。
しかし、2019年春以降の設定はなく、使用車両だった185系の終焉が目前であることからこのまま自然消滅となることが確実視されている。
◆臨時特急はまかいじ号データファイル
【登場時:1996年4月】運転区間:横浜~甲府(横浜線経由・2往復) 使用車両:185系
【1998年夏】運転区間を松本まで延長。
【1999年夏~2001年夏】磯子発着に変更。
【2001年秋~2002年秋】鎌倉発着に変更。
【2019年1月】現時点での最終運行。
◆臨時特急はまかいじ号の画像集
「簡単な解説」部分の写真は2000年ごろ信濃境~富士見間で撮影したもの。185系電車のリニューアル工事進行中だったが同車はすでに完了しており、以後このタイプが「はまかいじ号」に充てられている。185系そのものはそれ以前から運用についていて、斜め3本ストライプの185系基本スタイルの車両も時折見かけた。
特急はまかいじの運用に長野車両センターの183系189系混成(N101編成)が就くことがあった(2000年~2002年)。写真は中央本線すずらんの里駅の通過シーン。この時点でもすっかり貴重な存在になっていた、モスグリーンとグレーの帯(=旧・特急あさまカラー)の車両だ。