花たびそうや号の簡単な解説
◆ 宗谷本線の春の景色を楽しむ列車として例年、５月～６月頃の期間限定運行をしている花たびそうや号。山明・紫水・道東 森の恵み・道北 流氷の恵み といった車両を使用した年もあれば、キハ54系を含めた年もある。旭川～稚内を約6時間かけてのんびり旅するのにぴったりの急行列車だ。
2022年5月14日から運行されているが、実際には2020年から計画されていた。2019年にJR東日本から借り受けたトロッコ型気動車「風っこ」による風っこそうや号を試験的に運行し、その結果を受けての計画だった。ところが、新型コロナウィルスのパンデミックにより計画が2年続けて流れていた。
2024年以降の取り組みでは上下で停車駅を分け、各駅の停車時間を20～30分ほど確保し沿線地域の方々とともに“おもてなし”を実施。観光色をしっかり高めた列車となっている。
2025年の急行花たびそうや号
●使用車両（2024と）同様: キハ40形「流氷の恵み」「急行宗谷色」＋キハ54形
4両編成（全車指定席）
【１号車】道北 流氷の恵み車両
【2・3号車】旧急行礼文用転換クロスシート車
【4号車】キハ 400 宗谷線急行気動車風車両
●運転計画
【下り】すべて土曜日
運転日: 5月10日，17日，24日，31日
時刻: 旭川 10:13発⇒稚内16:41着
停車駅 : 比布・士別・美深・天塩中川・幌延
【上り】
運転日: 5月11日，18日，25日，6月1日
時刻: 稚内 09:30発⇒旭川16:17着
停車駅 : 豊富・音威子府・名寄・剣淵・和寒・塩狩
花たびそうや号のデータファイル
【登場時：2022年5月14日】
【2024年～】車両を変更してイメージチェンジ。ヘッドマークも新たなものに変更された。
