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パノラマライナーサザンクロスの簡単な解説
◆ パノラマライナーサザンクロス(Panorama Liner Southern Cross)は、国鉄末期の1987年3月に登場し、JR九州で1994年まで活躍したジョイフルトレイン(欧風客車)。すべて12系客車の改造だが、固定窓に変更されており全車両グリーン車扱い。メタリックレッドをベースにシルバーとホワイトのラインが施されていた。メタリックレッドは「九州の熱い情熱と燃える太陽」をイメージしたものだという。専用機関車は客車と同様に塗装されたED76-78、DE10-1131だった。廃車となったのは1994年3月24日付け。
客室片側に560mm幅の通路を確保し、座席は床の高さを150mm高くし、千鳥式の配置で1人がけと2人がけの座席を1342mmのピッチでレイアウトした。座席は360度回転可能(45°刻み)なリクライニングシート(傾斜角度は60°)、なんと簡易寝台としても利用可能だった。
パノラマライナーサザンクロスのデータファイル
【登場時:1987年3月】運転区間:おもに九州内
【1994年3月24日】廃車。
◆車番
【1号車】 スロフ12 705 パノラマラウンジカー
【2号車】 オロ12 711
【3号車】 オロ12 712
【4号車】 オロ12 713
【5号車】 オロ12 714
【6号車】 スロフ12 706 パノラマカー