特急はまかぜ号◆データファイル(2024-06) | 列車データ館
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特急はまかぜ号◆データファイル(2024-06)

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特急はまかぜ号の簡単な解説

⇒ 特急はまかぜ号のヘッドマーク事典はこちら特急はまかぜ号ヘッドマーク

◆特急はまかぜ号。大阪~城崎温泉・香住・鳥取を結ぶ特急列車として、3往復運転されている。

国鉄色キハ181系はまかぜHMあり

過去には倉吉や米子など鳥取以西の発着が存在したが、速達性においては智頭急行線経由の特急スーパーはくとに全くかなわない(約4時間:約3時間)ので、現在のはまかぜは鳥取以東の活躍にとどめられている。キハ189系特急はまかぜ

なお、老朽化してきたキハ181系に代わる新しい特急形気動車としてキハ189系が2010年11月7日から営業運転開始。1982年に、伯備線の電化に伴って「特急やくも号」に使用していたキハ181系でそれまでのキハ82を置き換えて以来、30年近くにわたって同じ車両を使用してきたがついに引退となった。古くは、同じ関西~山陰方面に特急まつかぜ号や特急あさしお号があったが、特急はまかぜの方が一足早くキハ181系に変更された。

余談だが、餘部鉄橋からコンクリート製の餘部橋梁に変わった撮影名所は今も昔も特急はまかぜ号を撮影する有名撮影ポイントだ。

※画像提供:YOMPAQ様・K-office様・Teru-t2様。無断使用お断り

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臨時特急はまかぜ四季彩号

大阪~浜坂の臨時列車として1994年だけ走ったはまかぜ四季彩号。夏臨の「マリンはまかぜ」(大阪~鳥取)の区間短縮版のような列車だったようだ。グリーン車連結で普通車は一部指定席となっていた。

臨時特急はまかぜ四季彩号

臨時特急はまかぜ四季彩号

◆特急はまかぜ号のデータファイル

【登場時:1972年3月15日】 新大阪・大阪~倉吉・鳥取  :2往復
・   使用車両キハ82系

【 同年10月】新大阪~倉吉の1往復に食堂車連結。
【1975年3月10日改正】食堂車終了。倉吉発着を米子発着に延長。
【1976年10月改正】再び倉吉発着に戻る。
【1982年11月15日改正】キハ181系化(特急やくもからの転属)
【1986年11月1日改正】大阪・新大阪~米子に1往復増発(特急まつかぜ号廃止・経路変更による)。

【1993年3月18日改正】すべて大阪発着~に。
【1994年12月3日改正】倉吉発着1往復減⇒全2往復に。智頭急行開通による。
【1996年3月16日改正】急行但馬廃止に伴って1往復増(大阪~城崎)⇒3往復に。
【1997年3月8日改正】城崎発着を香住発着に延長。
【2010年11月7日改正】キハ189系投入。
【2023年3月18日改正】浜坂発着を城崎温泉発着に短縮。

◆特急はまかぜ号の画像集

キハ181系国鉄色特急はまかぜ号

キハ181系国鉄色特急はまかぜ号

大阪駅で出発の時を待っている特急はまかぜ号。1982年、懐かしい国鉄特急色の姿だ。ちょうどキハ80系から置き換えられたばかりの頃なので、まだイラスト・トレインマークになっていない。特急まつかぜ号よりも一足早く使用車両を変更されたため、丸みのあるキハ82と比較して、「まつかぜ号はきれい、はまかぜ号はごつい」と思っていた人もいたとか。流麗さより力強さを感じさせる車両のようだ。

特急はまかぜ号方向幕

特急はまかぜ号方向幕(香住)

JR西日本オリジナルのカラーリングとなった姿もしっくりくるバランスの良いデザインだった。キハ181系を使用した最後の特急運用だったが、臨時特急おわら号など、波動輸送用にも大活躍した。播但線経由で兵庫県を縦断し、日本海側へと抜けるルートは地味ながら重要なルートであり、これまで本当によく重責を果たしてきた。キハ189系に務めを譲った今もそれは変わらない。

キハ82形特急はまかぜ号

キハ82形特急はまかぜ号

 

こちらの画像は1981年8月。当時の大阪駅10番線ホームに到着したばかりの特急はまかぜ4号。キハ82形を使用していた末期だ。ここで7分の停車の後、新大阪までラスト6分間の疾走をして一日を終えていた。

隣に特急型電車が停まっているが、この時間から営業運転する昼行列車はなく、回送電車だと思われる。

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