特急はつかり号・スーパーはつかり号◆データファイル | 列車データ館
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特急はつかり号・スーパーはつかり号◆データファイル

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特急はつかり号の簡単な解説

◆ 盛岡~青森・函館を結ぶ新幹線連絡特急として2002年まで運転されていた特急はつかり号。東北新幹線八戸開業に際して役割を特急つがる特急白鳥に譲り、長年続いた愛称は姿を消した。hatsukari485jnr

しかしその時から遡ること20年、1982年の東北新幹線開業までは上野~青森を結ぶロングラン特急として、特急やまびこ号とともに東北本線全線のエース級の存在だった。このはつかり号という愛称は、E5系新幹線の新愛称公募において見事1位に輝き、その名の復活を望むファンの多さをあらためて感じた。(結局ははやぶさ号に決定)2つの特急はつかり

※ 画像提供:Teru-t2様(無断使用厳禁)

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◆特急はつかり号の画像集

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青森駅に停車している583系の特急はつかり号。1983年の春に撮影したものなので、すでに上野発着ではなく盛岡発着に変更された新幹線連絡特急となった後の姿だ。それでも特急はつかりという愛称もトレインマークも変更されることなく長い間走り続けた。奥にはブルートレインの姿があるが、青森駅の日常を表わしていると言ってよい光景だ。

その後のはつかり号は、LEDマークの485系3000番代や、E751系を使用するようになり、イラスト・トレインマークが使用されなくなったため寂しくなった。

特急はつかり・青森車両基地

青森車両センターまつりの際に展示されていた485系車両。いつまでもファンの心に焼き付いている特急はつかり号の往年の姿を再現したもの。国鉄メイクの特急車両はやっぱりオールドファンにはたまらない。そして隣には特急かもしかのヘッドマークを掲げた583系がいた。

この時点でも「国鉄の電車特急黄金期を支えた交直流特急車両の両雄が並ぶ姿を、いったいあとどのくらい見ていられるのだろうか」と感じていたものだが、すでにどちらも引退し、線路上を走る姿を見ることはできなくなった。

 

E751系はつかり

E751系が投入されたのが2000年3月改正。この車両は130km/h運転が可能なことから「スーパーはつかり」として盛岡~青森に7往復設定され、最速の列車は途中停車駅を八戸と三沢の二か所に絞り、1時間58分で結んだ。表定速度は103.7km/hという驚異的な数値をたたき出した。とはいえ、在来線最速記録ではない。

***※画像提供:kogane-turbo様 ・K-office様・はやぶさ001様・大澤達也様

◆特急はつかり号のお役立ちサイトご紹介

・ 【鉄道模型製作用参考写真集】・・・編成単位ではなく、1車両ごとのサイドビューをとらえた写真集。大きな画像データなので細部に至るまで見て確かめることができる、非常におすすめのサイト。 ●485系はつかり号 ●583系リバイバルはつかり号

・ 【座席探訪】・・・列車内の様子を解説してくれているわかりやすい写真集。車両のタイプごとに詳細な解説と画像が含まれているサイト。おすすめです。 ●485系はつかり ●E751系スーパーはつかり

◆特急はつかり号のデータファイル

【登場時:1958年10月1日】
・ ●運転区間:上野~青森(常磐線経由)  運転本数:1往復  使用車両:旧型客車(C62・C61・C60)

特急はつかりSL用ヘッドマーク

特急はつかりSL用ヘッドマーク(銀縁)

特急はつかりSL用ヘッドマーク

特急はつかりSL用ヘッドマーク(いぶし風)

【1960年12月10日改正】キハ81系を投入。日本初の気動車特急となった。
【1961年3月1日改正】所要時間を10時間45分に短縮。
【 同年10月改正】所要時間は10時間25分になる。
【1968年9月9日(東北本線全線電化)】583系電車投入。
【 同年10月1日(ヨンサントオ)改正】
・ 東北本線経由に変更。所要時間は8時間30分に短縮。1往復増発⇒2往復に。
【1970年10月改正】急行八甲田を1往復特急格上げ⇒はつかり号が1往復増発⇒3往復に。
【1972年3月改正】1往復が東京に乗入れ開始。特急はつかり485系

【1973年3月改正】臨時はつかり1往復を定期化⇒4往復に。485系使用開始。
【 同年4月】東京乗入れを中止。
【 同年10月】1往復増発⇒5往復に。
【1978年10月改正】1往復増発⇒6往復に。エル特急に指定される。
【1982年11月15日改正】
・ ●運転区間:盛岡~青森  運転本数:11往復  使用車両:583系13両・485系9両・485系6両
【1985年3月14日改正】583系の食堂車連結終了⇒12両に。485系は6両編成に統一。
【1986年11月1日改正】2往復増発⇒14往復。583系は9両に減車。
【1987年10月6日】485系使用列車に半室グリーン車採用。
【1988年3月13日改正(青函トンネル開業)】2往復が函館まで延長。
【1990年3月1日改正】
・ 特急たざわ号に使用する南秋田運転所所属の485系の間合いで、1往復が3両編成になる。
【1992年7月1日改正】南秋田運転所所属の485系3両を5両に増結。
【1993年3月18日改正】485系は再び青森所属車に統一される。
【 同年12月1日改正】583系が定期運用離脱。
【1996年3月改正】485系3000番代の使用開始。
【2000年3月11日改正】
・ 新開発のE751系電車を使用して、速達タイプのスーパーはつかり号を運転開始。エル特急の種別を廃止。
【2002年12月1日改正(東北新幹線八戸延伸)】廃止。

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