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急行ちどり号の簡単な解説
◆鳥取・米子・松江~広島を結ぶ陰陽連絡列車で木次線・芸備線を経由していた。愛称自体は1953年に誕生した臨時快速列車に採用されたところから始まっている。1955年には「夜行ちどり号」という、正式名に「夜行」の文字が入る、きわめて珍しい列車だった。C56牽引の客車列車としてスタートしたが、1959年に準急化と同時に気動車化、1966年には急行化し、2002年まで活躍していた。
◆急行ちどり号のデータファイル
【登場前:1953年】臨時快速列車として誕生。(広島~米子)2&3等合造車(オロハ)を含む3輌編成。
【1955年】「夜行ちどり」号が登場。
【1959年4月改正】昼行・夜行共にキハ55系気動車化(一部キハ58系)・準急への格上げ。
【1964年10月改正】ちどり号の増発版として、いなば号登場。
【1966年改正】急行化。
【1968年10月改正】急行いなば号が急行ちどり号に統合された。⇒4往復に。
【1972年3月改正】1往復減⇒3往復に。
【1980年10月1日改正】夜行ちどり廃止。⇒2往復に。
【1984年2月1日改正】グリーン車連結廃止。
【1985年3月14日改正】1往復減⇒1往復に。
【1990年3月改正】区間短縮で備後落合~広島に。(=木次線乗り入れ終了)
【2002年7月改正】急行みよし号に統合され廃止。
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