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急行シュプール白馬山麓号/白馬山麓スキー号(JR東日本)◆データファイル

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急行シュプール白馬山麓号の簡単な解説

◆ 神奈川県の逗子~南小谷を結んでいたスキー専用列車、急行シュプール白馬山麓号。この列車は1990年、年始の1シーズンだけ愛称が存在した列車で、横須賀線が発着点になっているところが独特の列車だった。

下りは夜行・上りは昼行で、全車座席の指定席。鎌倉・大船・戸塚・横浜・新宿・立川・八王子に停車し、そこから信濃大町まではノンストップの運転。

この時すでに存在していたシュプール白馬号は千葉発着の列車で、それと区別する形で登場したのだが、翌年には少し運転区間を短縮して大船発着としてシュプール白馬号に統合された。

なお、シュプール白馬・栂池号は関西方面への列車でJR西日本が運転していたものであり、関連はない。

急行白馬山麓スキー号について

シュプール白馬山麓号の前1987年~1989年の年始に、急行白馬山麓スキー号が走っていて、急行型の165系+クモヤ143形の編成ながら運転系統としては最も近い存在だった。ただし、経路に根岸線が含まれていた点は異なる。

根岸線を通るためにATC装置を備えない165系にクモヤ143形を連結して対処したというのはかなりの荒業という印象を受ける。

行きは夜行運転。帰りは昼行で大船に着くころには日付が変わり、逗子には0時半近くに到着した。目一杯スキーを楽しむ人向けの列車だった。実際には多くの列車に先を譲りながらの道中なのだが、特急あずさがすべて停まる駅をもすべて通過するような表示になっていて「とても早く見える列車」だった。

シュプール白馬山麓号のデータファイル

【登場時:1990年1月12日】 運転区間:逗子~南小谷
(横須賀線・東海道本線・山手貨物線・中央本線・篠ノ井線・大糸線)

・ 使用車両:183系6両(津田沼電車区)

逗子発:1/12~2/24の金・土、

南小谷発:1/14~2/25の休日

最終運転日:1990年2月25日

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