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快速いしかりライナー号の簡単な解説
◆ 手稲~札幌、札幌~江別を快速列車として走り、さらに東西へと運転する区間快速列車として活躍している現役の列車。旭川まで足を延ばす列車も存在した。
かつて手稲~札幌~江別を快速運転で通した形がメインだったが、2007年10月1日改正で廃止された。使用車両は721系・731系・733系・735系・キハ201系。1988年のデビュー当時は711系とともに、新製されたばかりだった721系で運転された。
画像提供:♪An’s Railway memo☆ 様・伊藤正宏様 トレインブックス
2020年3月改正で廃止!
これまで変則的な区間快速列車として運行を続けてきたが、沿線の利用の増加を主な理由として普通列車に格下げすることとなった。残念ながら愛称が残る理由はなく、このまま消滅することが確実である。
背景にあるもう一つの理由はおそらく快速エアポートの増発だろう。都市型ダイヤをより一層整えるのには複雑な設定は避けたいに違いない。
◆快速いしかりライナー号の画像
・やはりヘッドマークが装着されていた711系時代はスペシャル感を感じる。車両そのものの乗り心地は現在とは比べ物にならない、低いレベルだったと思われるが、その時代を振り返りつつ列車の写真を見ると、他の列車とは違う扱いがヘッドマークに表れていることが嬉しい。仮に20年後に「現在のいしかりライナー」の写真を見ても、おそらく「普通電車」としか思わないだろうから、そうした点でトレインマークのもつ存在意義は大きい。ちなみに、ここで掲載している711系(モノクロ写真)は901番つまり試作車で、岩見沢駅にて撮影されたもの。
快速いしかりライナーのデータファイル
【登場時:1988年11月3日】運転区間: 札幌~江別 (快速区間)
・ 使用車両:(両)
【1996年12月24日】731系を投入。
【1997年3月22日】キハ201系も使用開始。
【1998年12月8日】ヘッドマークの使用を終了。
【2000年3月11日】快速区間を手稲~江別に拡大。
【2001年7月1日】「快速」から「区間快速」に呼称を変更。
【2012年5月1日】735系投入。
【 同年6月1日】733系3両編成(0番代)投入。
【2014年7月19日】733系3000番代投入。
【2015年3月14日】改正で711系の引退。
【2020年3月14日改正】廃止。
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