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急行・快速ノサップ号の簡単な解説
◆釧路~根室を、1966年から1989年まで急行として走り、その後は快速に格下げされながらも現役で走っている。
根室本線の末端路線、通称:花咲線の速達列車として半世紀以上にわたってその愛称は使用され続けており、1往復の名称を快速はなさき号として分離した後も、列車名の持つ「東の最果て」のイメージが旅情をそそるからか、知名度は高い。2016年3月ダイヤ改正からは下りの1本だけになったとはいえ、乗車率は比較的高く、ほぼ単行での運行だが花咲線の存続に寄与している印象を受けた。特急スーパーおおぞら号との連絡が釧路駅でスムーズにいくよう、乗り換え客の便宜が図られている。
◆急行・快速ノサップ号のデータファイル
【登場前:1959年9月】準急
・ ●運転区間:釧路~根室 運転本数:1往復 使用車両:
【1961年10月】1往復増発⇒2往復に。同時に2両化。
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【登場時:1966年3月】準急から急行に格上げ。
【1972年3月改正】下り3本、上り2本に。下り1本にはグリーン車連結。
【1981年10月改正】1往復廃止⇒下り2本、上り1本に。グリーン車連結終了。
【1984年2月1日改正】2往復に。
【1986年11月改正】1往復廃止⇒1往復に。使用車両はキハ53系。
【1989年4月改正】快速列車に格下げされる一方、2往復に増発。
【1991年12月】ヘッドマーク採用。
【1992年7月改正】1往復の名称を快速はなさき号と変更。
【2016年3月26日改正】上り列車を廃止。下り一本だけの設定となる。