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特急ホワイトアロー号の簡単な解説
◆特急ホワイトアロー号。 旭川~札幌を結ぶ特急列車として2007年9月まで運転されていた。従来の781系電車をすべて789系に置き換えるに際して名称を一新して置き換えることになり、特急ライラックと共に姿を消した。その後は、特急スーパーカムイ号として活躍している。
現役中、785系が使用されるようになった時からは「スーパー」を冠するようになり、スーパーホワイトアロー号として運転した。旭川行きの最終列車が釧路行きの夜行特急まりも号と並ぶシーンはなかなかの見ものだっただろう。 ※画像提供:Amanogawa_exp様(このページの画像すべて)
スーパーでなくてもスーパー・・・
特急ホワイトアロー号の登場は「速達版特急」としての位置づけで、愛称に「スーパー」が付いていなくてももはやスーパーな特急だった。札幌以外は停まらずに千歳空港と旭川を結んでいたのである。
◆特急ホワイトアロー号のデータファイル
【登場時:1986年3月3日】 運転本数:3往復 使用車両:781系
・ 運転区間内訳:千歳空港~札幌(1)・千歳空港~旭川(1)・札幌~旭川(1)。
・ 停車駅が途中駅では札幌だけという速達列車のカラーをはっきり出した。
【1986年11月1日改正】苫小牧~旭川(3.5)・札幌→旭川(下1)・苫小牧~札幌(1)・千歳空港~旭川(1)の計6往復に。(エル特急指定)。
【1987年10月1日改正】岩見沢と滝川に停車するようになる。
【1988年3月13日改正】千歳空港→札幌に下り1本増発⇒6.5往復に。
【 同年11月3日改正】深川にも停車するよう変更。
【1990年9月1日改正】785系新型車両を投入し、愛称にスーパーを冠するようになる。
・ 大増発⇒13往復に。
【1995年3月改正】1往復減⇒12往復に。
【1998年4月11日改正】特急ライラックのうち785系使用列車をスーパーホワイトアローに編入。
・ ⇒結果的に3往復増⇒15往復に。
【2000年3月改正】1往復をライラックに変更⇒14往復に。
【2001年7月改正】1往復増⇒15往復に。
【2002年3月16日改正】新千歳空港発着だった特急ライラック(快速エアポート)を特急スーパーホワイトアロー(快速エアポート)に変更。特急ライラックは札幌~旭川の特急として再整理された。
・ まとめ⇒15往復設定のうち4往復は純粋に札幌~旭川、残り11往復は快速エアポートとして新千歳空港発着の延長運転のような形式をとる。
【2004年3月13日改正】全車禁煙化。
【2006年3月18日改正】夜行の特急利尻・オホーツク、両列車の廃止に伴う処置として2往復増⇒17往復に。
【2007年10月1日改正】789系新型特急車両投入に伴って、愛称を新設⇒スーパーカムイに。
・ ライラック号とスーパーホワイトアロー号が統合され両車とも愛称消滅。
◆特急ホワイトアロー号のお役立ちサイトご紹介
●【座席探訪】・・・列車内の様子を解説してくれているわかりやすい写真集。車両のタイプごとに詳細な解説と画像が含まれているサイト。おすすめです。 ●785系