特急まりも号・急行まりも号◆データファイル(2023-11) | 列車データ館
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特急まりも号・急行まりも号◆データファイル(2023-11)

急行まりも号の14系
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特急まりも号の簡単な解説

⇒ 特急まりも号のヘッドマーク事典
特急まりも号トレインマーク

◆札幌~釧路を結ぶ夜行の特急列車として2008年まで運転されていた。キハ183系を中心とした編成に14系寝台車を組み入れた混結編成にて道東方面への旅行者、とりわけ「時間を有効活用したい人たち」に支持されてきた夜行列車だ。特急まりもキハ183系100番代

※画像提供:タケチャン様

その前身となるのが1993年3月から2001年7月まで運転された「特急おおぞら13・14号」ということになるが、その前には急行まりも号が活躍した時代があり、特急まりも号が廃止となった時までは同区間の夜行列車の歴史が、途絶えることなく続いていた。

特急まりも(イベント時のものかも)

特急まりも(イベント時のものかも)

※画像提供:Amanogawa_exp

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◆急行まりも号の画像

国鉄色DD51牽引の急行まりも

国鉄色DD51牽引の急行まりも

1981年に石勝線の開業と同時に誕生した夜行急行列車。その当時は昼行列車と2往復体制だった。1982年に14系座席車を使用するようになる。もともと特急用車両であり、非常に豪華に見えた。

撮影したのは1988年の札幌駅。まだまだヘッドマーク採用前の時代。それでもブルーの車体とDD51の組み合わせはやはり威厳がある感じがして力強さを感じる。古きよき時代の、特急にも負けない堂々とした姿である。

札幌出発待ちの急行まりも

札幌出発待ちの急行まりも

札幌駅から旅立つ夜行急行。急行まりもと急行大雪は順を追うように札幌を出て行く。華やかなりし頃の懐かしい姿だ。

 

まりも号データファイル

◆急行まりも

【登場時:1951年4月】
exp-marimo・ ●運転区間:函館~釧路  運転本数:1往復  使用車両:旧型客車
【 同年5月17日事故】落合~新得間にて脱線事故発生。marimo4-414
【1965年10月改正】函館~札幌を系統分離し、急行ていね号に。急行まりも号は札幌~釧路の運転となる。
【1968年10月改正】同区間の昼行急行狩勝号に愛称統合。急行まりも号が一旦姿を消す。
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【1981年10月改正(石勝線開業)】石勝線経由で札幌~釧路の急行を設定。それが急行まりも号として登場。昼・夜1往復ずつ(計2往復)。
【1982年11月15日改正】夜行列車の急行まりも号の座席車を14系客車に変更。
【1983年6月26日変更】寝台車も14系客車に変更。
【1985年3月14日改正】昼行の急行まりも号を特急おおぞら号に格上げ。また、札幌~帯広で設定されていた臨時急行まりも51・54号も廃止。
【 同年11月17日~】B寝台を3段から2段に順次変更開始。(1986年7月1日完了)
【1988年6月15日】「ドリームカー(座席指定)」連結開始。
【1989年2月1日】女性専用席設定。
【1993年3月18日改正】特急化。特急おおぞら13号・14号となる。=急行まりも廃止。

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◆特急まりも

【2001年7月1日改正】夜行列車の特急おおぞら号を愛称変更。⇒特急まりも号登場。(特急おおぞら号をキハ283系気動車に統一したことに伴ってキハ183系の夜行は別愛称となった)。
【イベント】名称復活を記念し、「北斗星まりも号」を運行。
【2001年~2005年(夏季限定)】根室まで快速列車として延長運転。快速はなさき号・快速ノサップ号のダイヤで運行。
【2007年10月1日改正】週末・繁忙期の臨時列車化。
【2008年9月1日改正】

・廃止。=この時をもって、道内のみを走る定期の夜行列車が全廃となった。
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【2012年7月20日・22日イベント】2日間だけ急行まりも号復活。>

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