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ホームライナー鴻巣・ホームライナー古河の簡単な解説
◆ 上野⇒鴻巣、上野⇒古河をそれぞれ運転していた帰宅用列車、ホームライナー鴻巣とホームライナー古河。ルーツとなるのは1984年6月から運転されたホームライナー大宮であり、1988年7月に大宮からさらに区間延長してこれらの列車が誕生した。
特急車両を使用して着席保証の列車として運転したものだが、特急列車終着後の回送を客扱いしたのが始まり。特急あさま、特急ひたち、特急白山などの回送がその時代ごとに該当したようだ。
最盛期の「ホームライナー鴻巣」は土休日以外,下り4本が運転された。7号まであったが上り列車の設定がなかったので偶数は存在しなかった。一方の「ホームライナー古河」は同2本の運転だった。使用車両は185系・189系・489系など。
データファイル
ホームライナー古河のデータ
【登場時:1988年7月6日】ホームライナー古河 運転区間:上野⇒古河(下2本)
・ 使用車両: 189系(9両)
【1989年3月11日】新宿⇒鴻巣にも1本設定。
【1991年3月16日】489系の使用開始。
【1992年7月1日】185系の使用開始。
【2010年3月13日】急行能登号廃止に伴い489系終了。485系または185系に。
【2014年3月15日】廃止。
ホームライナー鴻巣のデータ
【登場時:1988年7月6日】ホームライナー鴻巣 運転区間:上野⇒鴻巣(下2本)
・ 使用車両: 189系(9両)
【1989年3月11日】185系を使用して新宿⇒鴻巣にも1本設定。
【1999年3月13日】189系の2本を183系・489系に変更。
【2001年12月1日】183系を185系に変更。1本増⇒4本に。
【2010年3月13日】急行能登号廃止に伴い489系終了。485系または185系に。
【2012年3月17日】すべて185系に。
【2014年3月15日】廃止。
急行能登とのコラボ~2010~
これらの列車の存在を全国区に知らしめたのはやはり急行能登号編成(JR西日本金沢所の489系・2010年3月改正まで)の「間合い運用」だろう。とにかく忙しく働く編成だったことに驚かされる。
【1】「ホームライナー鴻巣3号」として高崎線・鴻巣駅まで運転
【2】回送として上野に戻る
【3】「ホームライナー古河3号」として東北本線・古河駅まで運転
【4】回送として上野に戻る(この上野駅でホームライナーの重ねプレートのヘッドマークを取り外す)
【5】急行「能登」として金沢駅まで。