臨時特急信州号の簡単な解説
◆ 2022年以降にJR東日本区間(中央本線ほか)で設定されている臨時特急信州の他に、かつて設定された臨時特急信州が2通り存在した。いずれもJR西日本の車両を使用したものだが、以下の通り。
【1】 福井~長野を結び、489系(1998年10月は485系)を使用して運転。1997年10月から単発で1999年5月5日までの期間に数回運転された。7両編成で4号車にグリーン車を連結していた。ヘッドマークは「臨時」だったようだが、サイドの方向幕にリンゴのワンポイントイラストが添えられていたそうで、ほっこりとして雰囲気を感じられたそうだ。
1998年10月の時刻表では福井を6:50に出て長野に11:18に到着、長野を15:51に出て福井に20:10に到着ということで、この列車で往復する計画なら4時間半ほどの滞在時間があり、慌ただしくはあるが日帰り旅行での利用もできなくはない。
【2】 妙高高原⇒大阪の片道設定で、485系9両編成を使用して運転。2002年7月21・28日、8月4・11・25日の合計5日間の運転だったが、専用のヘッドマークも用意されて立派に仕立てられたものだった。こちらも 4号車にグリーン車を連結していた。