快速三段峡号の簡単な解説
◆ 広島~三段峡を結んでいた快速列車、三段峡号。
今でこそ、廃止路線が一部再開通したことで注目されている広島市郊外の路線、可部線であるが、以前は加計・戸河内・三段峡(いずれも現・安芸太田町)といったさらに北の街・観光地へと続いていた。快速三段峡号はそんな可部線を全線走り、主に観光客の足となっていた観光シーズンの臨時快速列車だった。キハ58系5両で運転されたようで、可部線の有効長「4両」を超える列車設定だった。列車番号は予定臨の8000番代(8537レ・8544レなど)。
なんと、初期には徳山発着という設定もあったようだが、すぐに広島発着となっている。
快速三段峡号の派生列車
冬季には同じスジで快速雪まつり観光号として運転していたこともあるようだ。そして、1981年秋~1982年春の間のいずれかの時点で「快速三段峡観光号」という愛称に変更された。その名称で1987年頃まで設定され、1990年夏には「快速ナイスホリデー三段峡龍頭峡ハイキング号」という名称に再変更し、呉線の呉駅発着として運転された。1991年夏は「快速三段峡ハイキング号」として広島~三段峡間を指定席ありで、1992年夏は同区間を自由席のみで運転した。使用車両は途中からキハ40系(3~4両)になったようだが、時期は未確認。
三段峡号のデータファイル
【登場時:】運転区間: ~ (往復)
・ 使用車両:(両)
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