えちごトキめきリゾート雪月花号の簡単な解説
◆ 2015年3月14日の北陸新幹線金沢延伸に伴って、新潟県内の並行在来線がえちごトキめき鉄道としてそれぞれのJRから分離した。「直江津~妙高高原」(旧・信越本線)が「妙高はねうまライン」、「市振~直江津」(旧・北陸本線)が「日本海ひすいライン」と呼ばれている。
日本海ひすいラインについては直流電化されている区間であるが、輸送密度との兼ね合いからET122形という気動車が運用されており、えちごトキめきリゾート雪月花に使用される車両も同形式の1000番代という区分(2両編成)になっている。
デザインを担当したのは株式会社イチバンセン代表の川西 康之氏。川西氏はJR西日本の長距離列車「ウエストエクスプレス銀河」のプロデュースでも知られている。「all made in NIIGATA」を合言葉に製造されただけあって、すべての調度品は新潟県産のものだという。
最大の特徴は天井まで反り上がる大きな窓。その眺望のすばらしさは特筆ものであり、かつて運行していた寝台特急トワイライトエクスプレスのラウンジカーを思い出す。なお、紫外線99%カットの窓なのでそのあたりの気配りには抜かりない。
2016年度の日本産業デザイン振興会によるグッドデザイン賞を獲得し、2017年度のローレル賞ほか多くの賞を受けている。
えちごトキめきリゾート雪月花号のデータファイル
【登場時:】運転区間: (往復)
・ 使用車両:ET122-1000(両)
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