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SL人吉号の簡単な解説
◆ 熊本~人吉を鹿児島本線・肥薩線経由で結ぶ観光列車、「SL人吉」号。2024年3月23日の運転をもって引退した。令和2年7月豪雨のため肥薩線に大きな被害が発生し、本来の区間で走れなくなったSL人吉だが、2021年5月より鳥栖~熊本で週末などに走っていた。
初代SL人吉号の運転開始は1988年10月9日。SLあそBOY号の編成セットそのままに年間数日程度運転していたが、2005年にSLあそBOY号運転中に発生した不具合により回復不能と判断されて8月21日の運転を最後に「SL人吉号」も運転終了となった。
その後、2009年に運転再開し、冬季を除き週末や休みの時期を中心に多めの運転日数を設定していた。ヘッドマークもそれ以来使用されているものである。
些細な点だが、初代の愛称は「SL人吉号」で、二代目は「SL人吉」。
SL人吉のデータファイル
【登場時:2009年4月25日】運転区間:熊本~人吉 (1往復)
・ 使用車両:8600形+50系700番代(3両)
【2016年4月14日災害】熊本地震の影響により、運休。
【2016年4月29日】運転再開
【2020年7月4日】豪雨により肥薩線(八代~吉松)が不通となり、当面運休。
【2021年5月1日】熊本~鳥栖で、土休日限定で1日1往復の運行。(愛称もSL人吉。)
【2022年10月24日】SL人吉の牽引機58654号機の運行を2023年度限りで終了すると発表。
【2024年3月23日】ラストラン。
SL人吉号の車内をストリートビューで見る
Google mapで車内を巡回することで、SL人吉号の魅力をかなり感じることができるので自由に移動しながら隅々までご覧いただきたい。
● 沿線見どころおすすめサイト
【歩王のれっつらご~】・・・蒸気機関車三昧な1日。
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