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ジョイフルトレイン・お座敷ふるさと号の簡単な解説
◆お座敷ふるさと号はJR東日本・仙台支社、小牛田車両区所属のお座敷車両。キハ48形・40形の改造車両であり団体専用列車としての活躍が中心となる。以前、水戸支社で「漫遊」という名前で活躍していた和式車両が転属したもの。
その際、グリーン車仕様から普通車へと格下げされたが、特に設備を落としたわけではなく利用しやすくしただけのもの。
国鉄型車両の内部は時代とともに陳腐化・老朽化してきており、ついに2016年8月にラストラン運転して引退してしまった。お座敷列車というジャンルそのものが衰退してきているようにも思える。
ラストラン・イベント1日目は8月27日の、往路:仙台10時22分発⇒鳴子温泉12時28分着、復路:鳴子温泉14時45分発⇒仙台16時36分着。2日目、8月28日は郡山駅1時30分発⇒仙台13時51分着。
◆ お座敷ふるさと号の画像集
写真でご覧いただける通り、東北地方のキハ40系ジョイフルトレインの多くのような先頭車両の大きな改造を施された車両ではなく、一般的な顔つきをしている。
外観上はカラフルな塗装だけが特徴となっている。遠くから見てもはっきりそれと見て取ることができる3色は非常に鮮やかだ。グリーンには「華」、紫には「風(ふう)」、ピンクには「月(げつ)」という固有名が設けられている。裾部分(全体の4分の1ほど)の色は黄土色で統一されている。
花鳥風月を意識したようにも思えるが、「鳥」はなく、「花」も「華」と表記されている。
ピンクの「月」のみキハ40形で、単行でも走ることができるがそうした使い方はほとんど見られない。また、紫の車両が先頭に出てくるケースはあまりなかったようだ。
◆ お座敷ふるさと号の車内
庄司風の窓、木目調の腰板と、お座敷列車らしい内装はしっかり作り込まれている。
一面の畳敷きで、窓に沿って通路があったりもしない。天井・荷物棚・照明・・・いずれも良い雰囲気を醸し出している。
とはいえ、1995年に改造を受けたお座敷車両「漫遊」号(JR東日本・水戸支社)ら引き継いだインテリアはどうしても古くなってしまった印象が拭えない。2000年に仙台支社・小牛田車両区に転属して16年で引退となった。
お座敷ふるさとのデータファイル
【登場時:】運転区間: (往復)
・ 使用車両:(両)
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