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SLニセコ号の簡単な解説
◆札幌~蘭越を結んで2014年秋まで運転されてきたSL列車で、C11が旧型客車を牽引して運行された。
ただし、小型のC11による運転なので石炭積載量に限界があることや、速度の面でも札幌~小樽間などでその他の列車に影響が及ぶ可能性が高いことから、ディーゼル機関車による牽引が一部区間で行なわれていた。したがって、SLを先頭にした姿を見たいと思うなら小樽より倶知安方面で見る必要があった。(画像提供:タケチャン様・ほか)
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使用されるC11 207は左右2等式という珍しい形状で人気の蒸気機関車だ。しかし、「安全装置」の向上を優先事項として掲げているJR北海道にあってその保安装置の取り付けが難しいこの機関車を札幌・函館などの都市圏で使用することが難しいという判断から、2015年以降の運転は行われないまま、関東の大手私鉄「東武鉄道」に譲渡されることになった。
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今後の北海道では、C11 171号機が唯一の現役機となり、釧網本線のSL冬の湿原号は当面の存続は決定されているようなのでそちらを楽しみたい。
(画像提供:タケチャン様)
追記:きっぷのルール上は青春18きっぷも使用可能だが、発売時期と運転日が重ならなかったと思われる。
SLニセコのデータファイル
【登場時:2000年4月1日】運転区間: 札幌~蘭越 (往復)
・ 使用車両:C11-171 旧型客車(4両)
【2000年10月7日】C11-207も運用につくようになる。
【2012年】北海道デスティネーションキャンペーンに伴い14系で運転。
【2014年11月3日】廃止。
← 札幌
1号車 スハフ42 2261
2号車 オハシ47 2001
3号車 オハフ33 2555
4号車 スハフ42 2071 蘭越→
※2号車はカフェカーで他は普通車指定席。
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