ジョイフルトレインKenji・簡単な解説
JR東日本・盛岡支社に所属するジョイフルトレイン、Kenji。かつて日本各地を席巻した気動車、キハ58系の改造車で、最後の1編成となって2018年9月8日のラストランまで活躍した。
2013年秋の時点では2代目のカラーリングとしてグリーンボディーにゴールドラインの装いだったが、12月に塗装変更が行なわれライトブルーの3代目塗装となった。キハ58系とはいうものの、エンジンを新型に換装して登場した同車であるため意外に長生きした。
2017年秋には仙台~気仙沼直通のノンストップ快速としての活躍があり、最後のひと花咲かせた形となった。
◆Kenjiの画像
・元々はサロンエクスプレスアルカディアというジョイフルトレインだったものが事故により休車状態になっていた。そんな時、1992年に岩手県で開催された三陸・海の博覧会関連の旅客輸送のための列車を運行する必要が生じたため、上記車両2両を盛岡支社へ転属させ、別途キハ58を1両で追加改造して誕生した。
サロンエクスプレスアルカディア時代とは異なり、全車両が普通車仕様とされた。初代カラーリングは白ベースに青色系の濃淡の帯が入り、どことなくスーパーくろしお号の雰囲気を感じさせられた。
1992年7月4日より「三陸マリンライナー」として運行を開始し、三陸・海の博覧会終了後は「Kenji」として、団体用を中心に「さんりくとれいん」号などの臨時列車で運用されている。右の画像は2代目塗装で、ヘッドマーク窓がLED化されている。縦が短く横に長いこのタイプは、遠くから見ると何が書かれているのかよくわからない難点がある。
Kenjiのデータファイル
【登場時:】運転区間: JR東日本・盛岡支社中心
・ 使用車両:キハ59形(両)
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