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急行よしの川号◆データファイル

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⇒ 急行よしの川号のヘッドマーク事典はこちら

急行よしの川号の簡単な解説

小松島港駅の急行よしの川◆徳島・小松島~阿波池田を結んでいた急行列車で1999年3月まで運転していた急行よしの川号。

徳島線は遅い時期まで特急の走らない「本線」だったため、屋台骨を背負ってきた列車だと言える。最後の1年間は特急型のキハ185系を使用して、当時すでに設定されるようになっていた特急剣山号と同等の設備を持っていたが、やがて吸収されて消滅した。ちなみに、最後の1日は急行型車両があてがわれて、なつかしい姿で運転された。
*** 画像提供:kogane-turbo様 :谷澤良二様

(JR四国色の写真はヘッドマーク事典で)

川とつく愛称は数えるほどしかない

川の名称から採られた列車愛称と言えば、有名な所では特急あずさ特急しまんと、古くは特急いしかりなどもあるが、「~川」・「~がわ」といった愛称は数えるほどしかなく、その一つが急行よしの川号ということになる。特急ふじかわ特急くまがわ、急行姫川、急行紀ノ川あたりが該当する。

「川」を愛称に含めるのにはやはり理由があるようで、含めないと伝わりにくいからだと思われる。特急ふじ号では山の愛称となりすでに存在したし、特急球磨(くま)号・急行姫号もいかがなものか?という感じだ。急行紀ノ号ではさっぱり伝わらない。

急行よしの川についてはやや理由が違っているようで、よしの号・吉野号のいずれであっても四国よりも奈良県のイメージが強いため誤解を招きやすいということが理由だったようだ。

⇒ 参考:海・湖・川など関連の列車愛称一覧

◆急行よしの川号のデータファイル

【登場時:1966年】
・ ●運転区間:徳島~高知  運転本数:1往復  使用車両:キハ55・キハ28

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【1966年3月5日】急行格上げ
【1968年10月】増発。6往復に。(急行阿佐からの統合3往復を含む)
【1969年10月】1往復増発。7往復。(うち高知直通 下3・上4)
【1975年3月】高知直通が2往復に減少。
急行よしの川キハ58
【1980年10月】1往復廃止⇒6往復に。小松島・徳島~阿波池田。
【1985年3月】4往復廃止⇒2往復に。小松島線が廃止され徳島~阿波池田のみの運行に。
【1996年3月16日改正】特急剣山号が3往復新規設定。急行よしの川が1往復に。
【1998年3月14日改正】キハ185系化。
【1999年3月13日改正】特急剣山号に格上げして急行よしの川号消滅。JR四国最後の急行だった。

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