⇒ 新幹線こだま号のロゴマーク事典はこちら
新幹線こだま号の簡単な解説
◆151系の特急こだま号から、新幹線のいわゆる超特急こだま号に生まれ変わって半世紀が経過した。
過去の栄華を知る世代においては、新幹線となったこだま号が速達タイプのひかり号に対して下位の列車に甘んじたことを残念に思った人も少なくなかったそうだが、速さでは「光」にかなわない「こだま」の物理的イメージによりこうなったのは仕方のないことだろう。
◆新幹線こだま号の姿
この、とても速そうに見えてスタイリッシュなデザインゆえ、熱烈なファンも多い500系。しかし、独特の円形チューブのような形状から窓ぎわ席の頭上など車内の居住性には難があり、想像をはるかに超えて早くのぞみ号の運用を離脱してしまった。
・マニアックな点だが、16両編成の頃はW・・編成と呼ばれていたのが半分の8両編成になってV・・編成と呼ばれるようになったのは有名な話。
・3代目東海道山陽新幹線車両300系。とにかく早そうに見えるデザインの車両だ。それでいて300系の方向幕はまだまだ国鉄のような雰囲気が漂うデザインで味わい深い。
・のぞみ号として登場した300系も約20年を経て2012年春に引退。元祖のぞみ号の車両がこんなに早くこだま号運用になるなんて・・・と思っていた矢先、2012年3月に100系と共に完全に姿を消してしまった。名古屋にあるリニア鉄道館には試作車と量産車の両方が展示されるほど、新幹線の高速化の点で大きな一歩となった車両だ。余談だが、写真を見ての通り撮影するのが難しい車両の一つ。日差しが強いと必ずどこかが色飛びする車体形状なのだ。
・100系・0系にフレッシュグリーン&ダークグレーのラインが採用されていた時期があった。ほかの車両には採用されず姿を消してしまった。
・新幹線と言えばこれ!というくらい象徴する形であり、その形の基本構成は200系の東北・上越新幹線にも受け継がれていった。しかし、世代交代は完結し、今や第6世代が東海道山陽新幹線の主として君臨するようになった。 0系車両は現在でも保存された姿がいくつかの展示施設で見られるが、画像はJR東海のリニア・鉄道館でのもの。
◆山陽新幹線500系こだまプラレールカー
・山陽新幹線区間で人気の500系こだま号の中にはプラレールカーを連結して走る列車があった。V2編成を使用する、新大阪~博多間のこだま741号・730号がそれだ。2014年7月~2015年8月の期間限定だったが、子どものファン育成?の取り組みとして面白いのでそのご様子を取り上げているブログをここでご紹介したい。
【車内販売でございます】を参照。ちなみに、プラレールカーの運行終了に合わせて、6月20日~8月30日の間「ありがとう! 『プラレールカー』キャンペーン」を実施。
新幹線こだま号のデータファイル
計画中