⇒ 快速はなさき号のヘッドマーク事典はこちら
快速はなさき号の簡単な解説
◆釧路~根室を結んでいる現役の快速列車。元々同区間を走ってきた快速ノサップ号2往復のうち1往復の愛称を変更して1992年7月に登場した。当初は貫通扉部中央のヘッドマーク差しにはまなすの花を図案化したイラスト・ヘッドマークがあったが取りやめになってしまった。
使用車両はすべてキハ54系500番代、以前は花咲線専用のピンク帯のものが運用に就いていたが2016年までに赤に統一されたようである。快速でない一般運用の車両と全く共通なので、差異は停車駅の数だけであり、その点は同じ区間を走る快速ノサップ号も同じである。522番だけはルパン3世ラッピングが施されていることに加え、キハ183系の廃車発生品である座席により非常に乗り心地が良い。
大容量モバイルバッテリー◆ANKER◆サイズ各種
快速はなさき号のデータファイル
【登場時:1992年7月】運転区間: 釧路~根室 (1往復)
・ 使用車両:キハ54系(両)
【2004年3月13日】ヘッドマーク省略。
【2016年3月26日改正】快速ノサップ号が下りのみに。はなさきは維持。
・・・・・・・・・・・
2016年3月26日で西和田~東根室間にある花咲駅が廃止2016年3月26日に厚床~別当賀間の初田牛駅が廃止となった。確かに利用者が極端に少ない実情があるので致し方ないが、それは花咲駅に限ったことではなく、花咲線全体として存続が徐々に危ぶまれる状況になってきているようだ。同ダイヤ改正では減便が実施され、終列車がかなり早い時間帯になることから鉄道離れがさらに加速しないか心配されるところだ。さらに先の見通しとしては上下分離経営を中心とした見直し案が検討される対象となっている。
その後、2018年6月からの取り組みとして、景勝地での観光アナウンスや予約弁当の受付などを含む観光列車が走るという。とはいえ、経済的に厳しい状況下でのこの取り組みは特別な車両を用意することなく実施される。