特急かもめ号◆トレインマーク&データファイル!

787系使用の特急かもめ号

特急かもめ号の簡単な解説

RED EXPRESSの特急かもめ◆ 博多~長崎・佐賀を結んで現在も活躍している特急かもめ号。 ⇒ 特急かもめ号(山陽~九州特急)のページはこちら。

過去にはL特急としていたが現在その種別自体が廃止されている。また、小倉発着だった時代や、特急ハウステンボス号と併結していたこともある。車両も485系から783系や787系、また885系の白いかもめに変わり、スピードもグレードもアップした。とりわけ、787系にはDXグリーン車や4人個室グリーン車が連結されている。

885系車両は投入された当初「かもめ専用」のイエローのラインだったが、現在では白いソニックと共通化されてブルーのラインに統一されている。2015年3月14日ダイヤ改正で車内販売サービスが終了し、無機質なビジネス特急の印象が強くなった。今後の展望としては九州新幹線長崎ルートの建設がどのような影響となるのか、愛称の存続はあるのかが注目される。

***※画像提供:Kogane-turbo様・Teru-t2様(無断使用を禁じます)

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◆特急かもめ号のトレインマーク

kamome-l◆国鉄イラストマーク1期生

【HM登場】1978年10月

【HM引退】1990年3月

【HM使用期間】11年5か月

・国鉄特急色の485系にブルーのトレインマークはとてもよく映える。佐世保行きの特急みどり号との併結運転で貫通扉つきの485系200番代が使用されることが多かったのでほぼ正方形のマークのイメージが強い。とはいえ、併結運転をしてはいたものの、両列車の行き来をするために貫通扉を使用した例はなかったといわれる。

余談だが、貫通扉付きの併結列車と言えば寝台特急サンライズ出雲サンライズ瀬戸が思い浮かぶが、これらの列車は貫通扉を使用して往来可能である。

kamome-n

 

◆黒いかもめマーク

【HM登場】1990年3月

【HM引退】不明だが、1991年4月には「RE KAMOME」マークが登場したので、かなり早い時期に消滅したと思われる。

・シンプルに白黒が大部分のトレインマークが登場した時には、あまりにも味気なくなったなと感じた。一方で車体は原色のオンパレードで脱国鉄を推し進めたJR九州に幻滅を感じた時期もあった。しかし皮肉にも、国鉄時代の特急車両を使用してリバイバル運転する姿を見てJR九州に心からの賛辞を送りたいと思う。

 

885系かもめエンブレム885系車両が特急かもめ号専用編成を分けていた頃には、KAMOMEエンブレムが存在した。シンプルに描かれたデザインはなかなか素敵だ。ボディーサイドにはアルファベットの文字も添えられた(画像のように)もの、先頭部には円形のマークの部分のみ取り付けられていた。文字の部分は黒光りするようによく目立つものであった。

 

特急かもめボンネットHM

トレインマークは他にもボンネット型など幾つかのタイプのマークが存在した。

◆特急かもめ号の画像

特急かもめ号の485系時代長崎駅の改札口を一歩入ると一番手前のホーム、右奥で特急かもめ号が出発の時を待っていた。1987年10月の撮影だ。

夜行列車がまだまだ華やいでいた頃、奥のホームのさらに向こうには寝台特急さくら寝台特急あかつき寝台特急みずほなどが並んで留まっていた頃だが、それでも日中の主役は自分だ!と言わんばかりの存在感で、特急かもめ号こそがまさにこの駅の華だった。

885

・特急かもめ号には885系車両も使用されている。以前は専用カラーということで黄色い帯の車両が運用に就き、先頭車両や各車両にカモメをデザインしたエンブレムが取り付けられていたが、現在では特急ソニックのブルーラインに統一されてしまった。写真はかもめ号のものではないのが残念だが、この車両が使用されている。
885系BIGEYE特急かもめ885系特急かもめ

・885系と一言に言っても、微妙な差異がある。はっきりわかりやすい点としてはワイパーの本数、そしてその下のライトの大きさ(特に横幅)。ライト部分が小型なのが従来からかもめ用編成として運用に就いていた初期型(以前は黄色いラインだった)で、ライトが大型のものが以前特急ソニック専用だったタイプ。さらに、連結器カバーから側面に少し回り込んだあたりの「えくぼ」のようなくぼみの有無も異なっている。現在は帯色も運用も共通となった。

◆特急かもめ号のデータファイル

走行中の特急かもめTeru-t2

【登場時:1976年7月1日(長崎本線全線電化)】
運転区間:小倉・博多~長崎 運転本数:7往復 使用車両:485系
急行出島号からの格上げを中心に設定。博多発着:4往復、小倉発着:3往復。

【1980年10月1日改正】急行出島のうち3往復を格上げ。特急かもめ10往復、急行出島3往復となる。
【1981年6月7日事故】長崎本線久保田~牛津間で走行中、後ろ2両と併結運転の特急みどり11号全編成が脱線する事故が発生。485系電車の事故廃車最初の例、かつ国鉄時代唯一の事例。
【1982年11月15日改正】急行出島を廃止。その3往復を特急かもめに格上げ⇒13往復に。運転区間を博多~長崎間に統一。
【1985年3月14日改正】特急みどり号との連結運転を、日中の5往復に関して取りやめ。
【1986年11月1日改正】特急みどり号との連結運転をすべて取りやめ。1往復を小倉~長崎に変更。
【1988年3月13日改正】1往復増発⇒14往復に。下1特急みどり号との連結運転再開。運転区間を博多~長崎間に統一。
【1989年3月11日改正】4往復増発⇒18往復に。併結運転は、下4・上3に。2往復に783系投入(カフェテリア営業あり)。

【1990年3月10日改正】3往復増発⇒21往復に。併結運転は、下7・上5に。
5往復に783系を使用し「ハイパーかもめ」と命名。
485系を、「KAMOME EXPRESS」・「RED EXPRESS」にリニューアル。
【1992年3月14日改正】「ハイパーかもめ」のカフェテリアの営業終了。
【  同年7月15日改正】1往復増発⇒合計22往復に。(かもめ17往復・ハイパーかもめ5往復)。
【1993年12月1日改正】博多~肥前山口の101・102号を毎日運行の臨時列車として新設(485系)。
【1994年3月1日改正】かもめ5往復に特急つばめ号用の787系を投入。ビュッフェ営業あり。
【  同年7月1日改正】「ハイパーかもめ」の名称を廃止。
【1995年4月20日改正】かもめ101・102号を定期列車化。485系⇒783系に変更。

【1996年3月16日改正】使用車両整理。単独運転の17往復を783系に、特急みどり併結の5往復を485系に統一。結果として787系は一旦撤退。
【1997年11月29日改正】門司港発かもめ5号を設定。

【2000年3月11日改正】合計26往復体制となる。内訳は以下の通り。
● 長崎発着:24往復。うち5号は門司港発。
・・・併結運転は、下8・上7に(783系)。
・・・単独運転は、下16・上17に(885系。48号のみ783系)
● 博多~肥前山口(101・102号)1往復(783系)。
● 博多~佐賀(103・104号)1往復(885系)。
※ 485系電車が撤退。
【2001年3月3日改正】101・102号を787系電車(有明用)化。
【  同年10月6日改正】101・102号を783系電車(ハウステンボス用)化。
【2002年6月~】土・休のみ佐賀⇒博多間に上1増発(106号)。
【  同年10月21日改正】101・104号を佐世保発着に変更。⇒特急みどり号に編入。102号を肥前鹿島発に変更。103号の使用車両を783系(ハウステンボス編成)に変更。
【2003年3月改正】102・103号の使用車両を885系に変更。
【  同年7月18日事故】長崎本線内でかもめ46号が落石に衝突・脱線事故発生。
【2004年3月13日改正】諫早⇒長崎間に平日運転の下り1本新設(201号・885系)。設定時はJR最短距離特急だった(24.9km)。
【2005年3月1日改正】寝台特急さくら廃止に伴い1往復増⇒25往復に。門司港乗り入れ終了。長崎⇒諫早に平日運転上1増発(202号・783系)で同区間1往復に。
● 博多~長崎間の使用車両まとめ。単独運転(16往復)=885系、特急みどり併結(9往復)=783系に統一。
【  同年7月11日事故】長崎本線市布~肥前古賀で特急かもめ3号の窓ガラス破損。この後783系電車のエンブレムを撤去⇒ステッカー化。

【2006年11月1日改正】佐賀⇒博多に臨時列車扱いで上1増発(100号。翌年定期化)。
【2007年3月18日改正】佐賀発着列車を3往復に増発。783系2往復・885系1往復。完全禁煙化。
【  同年7月1日イベント】運転開始70周年記念。485系で特急かもめ70周年記念号を運転。
【2008年3月15日改正】寝台特急あかつき号廃止に伴い、博多~長崎で1往復増⇒26往復に。増発分783系。諫早⇒長崎(201号)廃止。
【  同年7月】エル特急の呼称を廃止。

【2011年3月12日改正】博多~長崎で1往復減⇒25往復に。特急みどり号との併結運転を終了。完全単独運転に。
● 使用車両まとめ。博多~長崎の16往復・102・104・202号=885系。博多~長崎の9往復・101・106号=787系。103・105・100・108号=783系
【2014年3月15日改正】博多⇒佐賀に下1増(787系)。
【2015年3月14日改正】車内販売廃止。
【  同年5月22日未遂事故】肥前竜王駅にて特急かもめ20号停車中の1番線に特急かもめ19号も進入して緊急停止。重大インシデントと認定。

【2016年3月26日改正】107・100号の車両変更⇒783系5両編成。
【2017年3月4日改正】博多~長崎に1往復増(103号の延長を含む)⇒26往復に。佐賀⇒吉塚に平日運転の上1増発(104号・783系HTB編成。特急有明4号に併結)。
【2018年3月17日改正】博多~長崎の2往復を臨時列車化⇒定期24往復に。長崎⇒諫早の202号廃止。博多~佐賀も1往復減。104号は特急有明との併結終了(唯一の783系として継続)。
● 使用車両まとめ。博多~長崎の16往復・102・106号=885系。博多~長崎の8往復・100・101・103・108号=787系。104号=783系

 

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