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クリスタルエクスプレス◆データファイル

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フラノ紅葉エクスプレス か行

⇒ クリスタルエクスプレスのロゴマーク事典

クリスタルエクスプレスの簡単な解説

◆ キハ183系改造のジョイフルトレインとして1980年代につぎつぎと登場した中の5番目。1989年12月に登場して30年間、ちょうど平成を走りぬいてきた車両と言える。垢抜けたデザインにより「老朽化」という印象はあまり受けないが北海道の厳しい気象条件の下であることを考えると本当によく頑張ってきた。ついに終焉の時を迎えることになった。crystslexp

シルバーを基調とした車体デザインは雪より氷をイメージさせる。この車両はデビュー当時3両編成ですべてハイデッカー構造であったが特に2号車は「ドームカー」と呼ばれさらに一段高い作りだった。そして後に2階建て構造のキサロハ182形を追加投入し、4両編成となった。ちなみにこの当時、気動車のダブルデッカーは初めての試みだった。その後にスーパーとかち号やノースレインボーエクスプレスと、キハ183系のダブルデッカーが続いて登場したことを考えるとJR北海道にとっては試金石のような位置付けだったのかもしれず、成功例と見てよいだろう。クリスタルエクスプレス・トマム・サホロ

◆クリスタルエクスプレスの引退とラストラン

ラストランは9月28日(土)と29日(日)に、札幌~(滝川経由)~富良野間で行われた。この引退によって2階建て車両キサロハ182形も形式消滅となった。

クリスタルエクスプレスのデータファイル

【登場時:1989年12月】
・   車両形式:キハ183系5100番代(3両)※のちに1両追加

【1990年12月】キサロハ182-5101を増車。
【1990年度】通商産業省グッドデザイン商品に選定
【1995年1月31日】「クリスタルエクスプレス」を商標登録。
【2010年6月】パノラマ展望関を撤去。
【2019年9月29日】ラストラン。11月30日除籍。

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