快速わかとりライナー号の簡単な解説
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◆ 鳥取~米子を結ぶ快速列車といえば快速とっとりライナーというイメージだが、まさにその前身となるのがわかとりライナーであり、キハ58系その他を使用して1985年3月~1994年12月まで活躍した。時刻表には掲載されない非公式の愛称ではあったが、1985年9月に開催された「わかとり国体」のPRをかねていたようだ。時を同じくして山陰本線西部に快速しまねライナーが登場し、しまねライナーとの連続運転するものもあった。
他にも、関西方面につながる特急・急行列車の末端区間として連続運転されるものもあり、京都からの特急あさしお7号に乗っていたらいつの間にかわかとりライナーになっていたということもあったわけだ。この特急型車両の末端区間については「乗り得列車」とみる人も多かったことだろう。
1994年12月に、わかとりライナーのうち速達版の愛称を正式名として「とっとりライナー」に変更し、その他の快速の愛称はそこで消滅した。
快速わかとりライナー号のデータファイル
【登場時:1985年3月14日】 運転区間:鳥取~米子
・ 運転本数:下7・上6
【1986年11月1日】豊岡・城崎・鳥取~米子に運転区間が広がる。10往復に。
・ 使用車両:キハ181系・キハ58系・キハ65形・キハ40系などに。
【1988年3月13日】岡山からの急行砂丘6号からの直通(1986/11~)を取りやめ。
・ 下10・上9。
【1993年3月18日】9往復に。
【1994年12月2日】最終運転。翌日から速達タイプのみ快速とっとりライナーとし、2往復。