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特急あさぎり号の簡単な解説
◆特急あさぎり号は新宿～御殿場間を小田急線・JR御殿場線経由で結んでいた特急列車。かつては沼津までの運転となっていた。最後の6年間は小田急のMSE車両がすべて運用に就くようになり、愛称変更で「特急ふじさん」にバトンを渡して「あさぎり」の愛称は過去帳入りした。変更されたのはほぼ「愛称のみ」である。
2012年3月までは相互直通運転で小田急とJR東海の両社のあさぎり号専用車両が使用されてきた。JR東海は371系、小田急は20000形車両。その昔は小田急SSEが使用されて急行として運転されていた頃もあった。371系は1991年グッドデザイン賞受賞車両である。
ちなみに、特急あさぎり号用として2012年3月まで使用されていた小田急20000形RSEロマンスカー車両のうち１編成とJR東海371系車両が富士急行に譲渡され、富士急行線大月～河口湖間を結ぶフジサン特急の置き換えと、富士山ビュー特急という観光列車として活躍し、新天地でもタッグを組んでいる。
小田急20000形特急あさぎり
＊＊＊画像提供：kogane-turbo様・Teru-t2様
◆特急あさぎり・ふじさんのデータファイル
【急行登場時：1968年10月1日】準急あさぎり号からの格上げ・電車化
・ ●運転区間: 運転本数: 使用車両:
【1971年10月1日改正】停車駅に新原町田が追加。
【1978年10月2日改正】列車愛称番号の方式変更。下り＝奇数、上り＝偶数に。
特急あさぎり号として
【登場時：1991年3月16日】
・ ●運転区間:新宿～沼津 運転本数:4往復 使用車両:20000形RSE車・371系
【2012年3月17日改正】RSE車と371系が運用離脱。全列車、MSE車に。運行区間も新宿～御殿場に短縮。
・ 平日：3往復、土・休日4往復運転となる。
参考：371系車両について（日本車両ホームページ）
特急ふじさん号として
【2018年3月17日改正】特急ふじさんとして運行開始。愛称消滅。
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