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臨時急行アルペン号◆データファイル

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ボンネット型・急行HM

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急行アルペンの簡単な解説

◆ 急行アルペンは大阪~富山を米原経由で結んでいた臨時急行列車。

1975年3月改正以降登場し、下り列車は大阪駅を22時過ぎに出発する夜行列車だったが、一方の上り列車は富山を早朝の6時55分発としてスタートした昼行列車だった。しかしながらあまりにも朝早すぎる時刻設定が良くなかったのか、約2年後以降は午後の時間帯の14時ごろに富山を発車する設定に変更された。

大きな転機を迎えたのは1985年。下りだけでなく上り列車も夜行の時刻設定となったことに加え、それまで客車編成で運転されていた急行アルぺン号が特急型の485系電車に変更された。しかも1988年春までは特急雷鳥号と同じ車両で和式グリーン車だんらんを連結するという破格の編成を使用していた。その後も臨時急行として活躍していた急行アルペンだが1992年11月ついにその活躍の最後を迎えた。

とはいえ、その後485系を使用した夜行列車「急行リゾート立山」「シュプール立山」が大阪~立山(富山地方鉄道)間に運転され、とりあえずはバトンの引継ぎが行われたと言えるだろう。

臨時急行アルペンのデータファイル

【初代登場時:1971年10月1日】運転区間:大阪→金沢→直江津→長野→大阪(逆回りも)
・   使用車両:おそらく旧型客車(ハ座10両)
・   牽引機:EF58 DD51 EF62 EF81 EF70 DD50
【1972年6月25日】初代(循環急行)の最終運転日。

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【2代目登場時:1975年3月20日】運転区間:大阪~富山
・   使用車両:14系座席車(12両)※12系を使用したケースもあるようだ。

【1985年2月11日】客車での最終運転。
【1985年3月15日】485系に変更して運転開始。サロ481-500「だんらん」連結の編成。
【1988年10月10日】「だんらん」連結の最終日。
【 12月23日】10両から9両に減っての運転開始。
【1992年11月20日】ラストラン。
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【1992年7月17日】リゾート立山号運転。
【1994年1月7日】シュプール立山号運転。485系3両編成。【1995年4月28日~96年11月25日】リゾート立山号を681系で運転。
【1997年1月10日~3月14日】シュプール立山号に681系を使用(3両)
【1997年4月25日~11月2日】リゾート立山号を485系で運転。これにて終了。
【1998年1月9日~3月13日】シュプール立山号を485系で運転。これにて終了。

臨時急行アルペン?いえ、シュプールの末裔です

「急行アルペン・・・」シリーズと言っても、スキー用品の会社「アルペン」を冠した列車というだけで何のつながりもない列車たちがいた。それは以下の3つの列車たちだ。

急行アルペン上越

急行アルペン白馬

急行アルペン蔵王

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